血糖値とエネルギーレベルの低下。
食事は燃料。その燃料を体内のシステムに補給しないということは、空のまま1日を過ごすということ。専門家は一般に、数時間おきに何かを食べることを勧めている。
「1日を通して定期的に食事を摂ると、エネルギーの降下を防ぎ、注意力と集中力を保つことができます」（ブリジット・ゼイトリン管理栄養士 / BZ Nutrition）
食事をスキップした日に、すべてのシステムが急に問題を起こすようわけではない。けれど、体はさまざまな点で燃料不足に反応する。最初に起こるのは血糖値の低下。
「脳の燃料は、主に炭水化物を多く含むから摂取するブドウ糖。果物、野菜、全粒粉などの複合糖質は、それらに含まれる繊維が血糖値をより安定に保つのに役立つため、エネルギーに特に適しています」（レイチェル・ポジェドニック医学博士 / サイモンカレッジ栄養学助教授・ハーバードエクステンションスクール教授）
また食事を抜くと、体内のブドウ糖の備えがすぐに欠如し始めるとのこと。
「低血糖はエネルギーを破壊できるので、人を鈍らせ、弱らせます」（ゼイトリン管理栄養士）
脳が正常に機能するための燃料がないため、集中するのが困難になる。その他にも、低血糖はふらつき、発汗、苛立ちといった症状を引き起こすことも。
「頻繁に食事を採っていないと、何かを食べなくては、という感情が頭を支配し、体が “食べる時間よ！” と知らせ始めます」（ローレン・ハリス・ピンクス理学博士・管理栄養士 / Nutrition Starring Youオーナー）
「食欲を誘発するグレリンや、食欲を抑制するレプチンのようなホルモンが、空腹であることを示そうとします」（ポジェドニック医学博士）
つまり、脳と体がエネルギーに飢えていると食べ物以外について考えるのは難しくなるということ。そうなると仕事もはかどらず、友だちとの付き合いもうまく行かず、普通の人間として機能しなくなってしまう！
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May 01, 2020 at 08:02AM
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食事を抜くと、体にどんな影響があるの？ 集中力低下、食欲増進などの懸念点を管理栄養士が解説。 - http://voguegirl.jp/
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