歌手のhitomiさんがブログにつづった「妊婦食」が先日、ネット上で話題になりました。現在、第4子を妊娠中のhitomiさんは日々、栄養を意識した食事を取っているそうですが、産後の食事について、長女の授乳をしていた12年前の出来事を回想。「夜にカレー食べたら朝、胸がキンキンに張って乳腺炎になりかけた」そうです。こうした経験から、「妊娠中だけでなく、産後の食事も、かなり大切」「生クリームだとか、アイスもお預けかな。だから妊娠中(中略)甘いものも少しだけ楽しみたい」とつづりました。 これについて、ネット上では「妊娠中は食事に気を使うよね」「私はわりと何を食べても平気だったけど、人によるのかな」「乳腺炎になりやすい食べ物もあるの?」といった声が上がっています。妊産婦の食生活に関する疑問について、産婦人科医の尾西芳子さんに聞きました。
意外に見落としがちな「生ハム」
Q.妊娠中に注意すべき食べ物は何でしょうか。 尾西さん「医学的には『妊婦食』というものは特にありません。ただし、妊娠中、気を付けなければならない食べ物はあります。まず、火の通っていない肉です。レアのステーキなどは分かりやすいのですが、意外とうっかり食べてしまうのが生ハムです。トキソプラズマという単細胞の寄生虫が付着していることがあり、流早産や胎児異常の原因になることがあります。 加熱していないチーズにも注意してください。国産のチーズ、または『プロセスチーズ』と書いてあるものはそのまま食べても問題ありませんが、輸入物で『ナチュラルチーズ』と書いてあるものはしっかり加熱してから食べましょう。リステリアという細菌が付着していることがあり、流早産の原因になります。 また、生の魚を使ったすしも『妊娠中は我慢…』と思っている人が多いかもしれません。確かに、妊娠中はおなかを壊しやすいので、生魚は避けた方が無難ではありますが、生肉のように流早産や胎児異常につながる細菌がいるということではありません。また、厚生労働省から、魚に含まれる水銀が胎児に異常を及ぼす可能性があるとして、食べる種類や量について注意喚起がなされていますが、これも大きな回遊魚(マグロなど)を毎日食べなければ問題ありません。 魚には、赤ちゃんの脳神経の発達に重要なDHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれているので、小形の青魚を中心に積極的に食べるようにしましょう。こうした理由から、生魚のすしも体調のよいときに、たまに食べる分には問題ありません」 Q.飲み物についても教えてください。 尾西さん「『妊娠中はカフェインNG』とよくいわれますが、その理由として(1)カフェインの血管収縮作用により、子宮への血行が悪くなる(2)神経を興奮させる作用が、胎盤を通じて赤ちゃんにも影響してしまう(3)妊娠中に必要なカルシウムの排せつが増えたり、鉄分の吸収が阻害されたりする――などが分かっているためです。赤ちゃんの成長や出産後の健康に及ぼす影響は、まだ具体的には分かっていませんが、子宮への血行が悪くなることで発育を妨げることがあるといわれています。 カフェインはコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶、ココア、エナジードリンクにも含まれているので、少し気に留めてみてください。ただし、カフェインは量の問題で、1日コーヒー1~2杯であれば問題ないので、過度に制限したり、心配したりする必要はありません」
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July 08, 2020 at 10:59AM
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