寅年生まれ肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第651回
2020年08月25日 14時00分更新
昼はハンバーガー、夜はビールを栄養のカテに生きていきたいナベコです。今年出会ったマイベストなハンバーガーはバーガーキングの「シュリンプワッパー」。
バーガーキングのワッパーはとにかく肉が旨いです。100%ビーフパティを炭火で焼き上げているそうで、厨房のほうから炭火の香りが立ち上がっていて待っている間もおいしい心持ち。あと、一番はでっかさ。特にサイズの表記がないレギュラーのものとジュニアサイズの2種類が用意されていますが「まあ、ジュニアじゃないよね」とレギュラーのほうを買うと大きさにびっくりするはず。そう、他のハンバーガーチェーンでいう普通のサイズがワッパーのジュニアにあたるのです。初めてバガキンに行く人は注意。
そんなバガキンではただいまシュリンプワッパーシリーズを販売しています。「タルタルシュリンプワッパー」「シュリンプ・スパイシーワッパー」など。エビ、です。ぷりぷりのエビをビーフパティと一緒にサンド。クルンとした剥き身のエビがあっちこっちに入っていて見た目にもそそられるではないですか。
夏限定の「バーベキューシュリンプワッパー」を食べてみたところ(正式名称は「バーベキュー6シュリンプワッパー」エビが6尾入っています)、炭火で焼き上げた香ばしいパティとエビのプリッとした弾力に、なんだかリゾートを感じました。エビ……、そうだ、シーフードなのだ、と。考えてみるとエビがそのままのカタチでハンバーガーに入っているのは珍しいですよね。マックのえびフィレオはエビカツだし。エビ感がすごくある、というか、エビそのものです。
ムチッ、プリッとして身はたんぱく。口の中ではねる……とまで言うとおおげさですが、ちゃんとエビを味わえる。ぷりぷり感にどうしてここまで惹かれてしまうのでしょう。快楽物質を出させる効果があるのかしらん。
野菜のフレッシュさもよかった。レギュラーサイズのいわゆるジャンボなほうのワッパーを選んだので「大きくてどうやって頬張ろうかな」という具合でした。ボリューミーなのでドッシリした食後感になるかと思いきや、トマトやレタスといった野菜がたっぷり口に飛び込んでくるので、意外にもヘルシーな感じ。
バーベキューソースはガツンとしたパンチ重視ではなく、入りはマイルドでパティやエビなど素材の旨さを引き立てます。マヨネーズのソースの酸味が重なり、後味にスモーキーな余韻。アメリカの本場のバーベキューを彷彿させる、余裕があるまとめ方です。
「バーベキュー6シュリンプワッパー」は単品960円、エビが3尾のジュニアサイズ「バーベキュー3シュリンプワッパーJr.」は単品660円。他のハンバーガーチェーンと比較するとリッチな価格ですがエビが入っていますしね。あと、何度も書くようにジュニアじゃないほうは普通のサイズではなくジャンボサイズです。ちょっと本格的なハンバーガーを食べたいなという時に。夏限定ですので気になる方は今のうちにぜひ。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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