Irene Jiang / Business Insider
- ミシュランの審査員が、ルクセンブルグとベルギーのバーガーキングを訪れ、新商品のマスター・アンガス・バーガーがミシュランの星に値するかどうかを審査した。
- 審査員は、他のレストランと同じようにバーガーキングを扱い、訪れた際に正体を明かすことはなかった。
- バーガーキングが審査結果を知ることができるは11月1日だ。
- ベルギーのバーガーキングは9月、ミシュランの星の獲得に向けて嘆願書を作成し、「あなたにもトレーでサービスします」と審査員に呼び掛けていた。
ミシュラン(Michelin)の2人の審査員が、それぞれルクセンブルグとベルギーのバーガーキング(Burger King)を訪れ、このファストフードチェーンが星を与えるのにふさわしいかどうかと調査した。
ミシュランがBusiness Insiderに語ったところによると、いずれの審査員もマスター・アンガス・バーガーのセットメニューを注文したという。もちろん、店員から特別扱いされないように、審査員は正体を明かしていない。
その後、審査員はミシュランの5つの評価基準である「料理の質」「調理技術の高さ」「シェフの人柄」「味の調和」「料理の安定性」に基づいて報告書を作成した。そして2人の審査員は協議してバーガーキングに星を与えるかどうかを判断する。
次のベルギー・ルクセンブルグ版ミシュランガイドにバーガーキングが掲載されたのかどうかが分かるのは11月1日だ。
「トレーでサービスします」
ミシュランによる審査は、ベルギーとルクセンブルグのバーガーキングが、新商品のマスター・アンガス・バーガーに星をつけてもらおうと、9月に署名サイトのChange.orgに嘆願書を掲載した後に行われた。
「『バーガーキング』と『ミシュランの星を獲得したレストラン』が相容れないことはよく分かっている」とバーガーキング・ベルギーのケビン・ドゥリキャ(Kevin Derycke)CEOは嘆願書の中で述べている。
「我々のアンガス・バーガーにミシュランの星が欲しい…いや、必要だ…いや、星に値するはずだ!この嘆願書に署名して、星獲得にご協力を!」
銀のカトラリー、サテンのテーブルクロス、バレーパーキング(駐車を係員に任せるサービス)ではなく、手づかみ、紙ナプキン、ドライブスルーが審査員の目を引くだろう、と同CEOは付け加えた。
「それと、あなたにもトレーでサービスします」とミシュランの審査員に呼びかけた。
それに対し、ミシュランは「レストランのようなサービスが必要だと誰が言った?」と反応した。
ミシュランガイドはタイヤの販促品だった
フランスのタイヤ製造業者のミシュラン兄弟は、1900年に地図やホテル・レストラン情報、タイヤ修理のアドバイスなどを掲載したミシュランガイドを創刊した。彼らの目的は、フランス国内に自動車が3000台もなかった時代に、より多くの人に車を運転してもらい、その結果、より多くのタイヤを購入してもらうことだった。
数十年の間に、ミシュランガイドはさまざまな種類のレストランを紹介するガイドブックに発展した。そしてガイドは有料で販売されるようになり、それまで掲載されていた広告を廃止した。また、ガイドとしての影響力が高まったことから、ミシュラン兄弟は、匿名でレストランを訪問して評価するチームを結成した。
ミシュランガイドは1926年に初めて、最高品質のレストランに1つ星を与えたが、その5年後には最高で3つの星が与えられるように評価システムを拡張した。
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)
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October 15, 2020 at 08:45AM
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「我々も星に値するはずだ」…バーガーキングがミシュランに挑戦状 - Business Insider Japan
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