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Tuesday, June 1, 2021

「尖らなアカン」バーガーで勝負、隠れ名物のうどんは廃止 多可のカフェ、メニュー一新 - 神戸新聞

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 地元食材を使ったランチなどが楽しめる「田園ダイニング&カフェ Ririha(リリハ)」(兵庫県多可町中区天田)が6月から、行列ができる人気店「市島製パン研究所」(丹波市)の指導を受けたこだわりのハンバーガーを販売する。同時に創業時からのメニューだったうどんを廃止。隠れた名物だったが、ハンバーガーづくりを伝授された同パン店の三澤孝夫さん(59)の「尖(とが)らなアカン」という一言でメニューを一新した。(伊田雄馬)

 北藤華乙(ふき)さん(53)は18年前、現在の店の近くで母親とうどん店を開いた。その後、趣味で始めたフラダンスに没頭し、ハワイのような雰囲気を再現しようと7年前に夫婦で「リリハ」をオープンした。

 メニューはハンバーグやエビフライなどの洋食が中心だが、以前からの常連客の要望に応える形で、うどんも販売していた。コロナ禍の経営不振にてこ入れを図ろうと、持ち帰り客に人気のハンバーガーを始めることを決意。共通の知人を介し、三澤さんの指導を受けることになった。

 三澤さんが提示した条件は「うどんをメニューから外すこと」。「ハワイアンカフェを楽しみにしてきた人が、隣の席でうどんをすすっている音を聞くとどう思う?」と問われ、北藤さんは、愛着あるメニューとの別れを決意した。

 新メニューに加わったハンバーガーは、具材や調味料、調理方法まですべて三澤さんの店と同じ。パンは外側をカリッと焼き、肉は豪州産を手でひいて肉の食感を残す。ハンバーガー(税抜き800円)が基本となり、チーズやベーコンなどのトッピングで値段が変わる。看板メニューの「ハワイアンバーガー」(同900円)はリリハのオリジナル。地元の黒田庄和牛をぜいたくに使い、通常の具材に加えてパイナップルも挟み込んだ。

 うどんの廃止とともに店名も「ハワイアンカフェリリハ」と改め、再スタート。北藤さんは「6月中にはテラス席も設置し、屋外でも食べてもらえるようにしたい」と意気込んでいる。

 水曜休み。午前8時~午後6時(モーニングは午前11時まで)。同店TEL0795・32・5508

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