植物性のテリヤキソースの実力とは?
グリーンバーガー<テリヤキ>は、まずその緑色のバンズ(具材を挟むパン)が目に付く。 このバンズは、モスバーガーが2020年3月に一部店舗で展開した第1弾の「グリーンバーガー」と同じもので、ほうれん草ピューレーが練り込んである。 バンズといえば黄・茶系のパンらしい色のイメージがあり、最初は少し違和感を感じるが、味やは至って普通。食感はややふんわりとしている。 さて、それではいただきます……とする前に、グリーンバーガー<テリヤキ>には、一般的なテリヤキバーガーにはない、「ひと手間」が用意されている。 それは付属の「グリーンテリマヨソース」をかけるという作業だ。グリーンバーガー<テリヤキ>の場合は、ソースが別添となっているので自分好みの量をかけることができる。 ちなみに、この容器の名前は「パキッテ」といって、キユーピーと三菱商事、三菱商事パッケージングの合弁事業会社のディスペンパックジャパンの登録商標だったりする。2019年3月にディスペンパックからパキッテに名称変更された。 プラントベースをウリにしているバーガーなので、当然このソースも動物性食材不使用だ。テリヤキソースは甘みをてんさいを原料とした上白糖で実現。旨みを昆布のエキスで、マスタードやブラックペッパーをアクセントとしている。 テリヤキソースを引き立てるマヨネーズ……ではなく「マヨソース」は、卵は不使用。その代わり枝豆を使ってコクを出している。 食べてみた印象は冒頭に述べた通り。本当に「本物のテリヤキバーガー」じゃないのかと疑うくらい、似ている。 中のパティも大豆由来の植物性タンパクをベースに、椎茸のエキスやこんにゃく、キャベツなどで甘みや食感を調整しているという。 個人的には、一般的なテリヤキバーガーより好みの味だったほど。全体的にふんわりとした軽い食感だが、ソースの強い旨みと甘みが絶妙で、くどくなく非常に食欲をそそる。 食べた後の満足感は、肉のバーガーとは少し異なりやや物足りないと感じるが、長引く在宅勤務で運動不足が続いている筆者にとってはちょうど良い(ただし、カロリー的にはグリーンバーガーテリヤキがソースを含め1食340kcal、通常のテリヤキバーガーが377kcalと、1割程度低いだけだ)。 テイクアウト時代を感じさせるのは、やはりパキッテのおかげでソースを「あとがけ」できるところだ。これは何気にうれしいポイント。量だけではなくソースをかけるタイミングも自分好みにできるので、「最後のひと口はちょっと濃いめに…」みたいなアレンジもできる。
からの記事と詳細 ( 本日発売、モスバーガーの大豆ミート「グリーンバーガー<テリヤキ>」を実食。商品開発のコダワリを見た(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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