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Saturday, April 16, 2022

川北の物産館でソフト発売 大麦スイーツもイケる 手づくりファーム考案 「名物に育てたい」:北陸中日新聞Web - 中日新聞

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川北町産の大麦を生かした麦汁ソフト=川北町壱ツ屋で

川北町産の大麦を生かした麦汁ソフト=川北町壱ツ屋で

 川北町の農業法人「わくわく手づくりファーム川北」が、町内産の大麦を使った「麦汁ソフト」を考案し、同町壱ツ屋の産直物産館で発売した。褐色のソフトクリームで、優しい甘さに仕上げた。オリジナルの新商品で集客を図り、地元の農産物の消費拡大につなげる。(平野誠也)

 わくわく手づくりファーム川北は、町内産の大麦を生かした「金沢百万石ビール」などの地ビールを製造。運営する物産館で、地元の野菜や農産物加工品などと一緒に販売している。コロナ禍で物産館の来客が減る中、道の駅など周辺の類似施設にはない独自色を打ち出そうと、大麦を活用した商品開発を検討していた。

 隣接する町ふれあい健康センター(川北温泉)やサンアリーナ川北の利用者から、入浴や運動の後に甘い食べ物がほしいといった声が寄せられていたため、ソフトクリームに着目。県の助成金で製造装置を導入し、一月に試作を始めた。六条大麦を用いた麦汁と生乳の割合、麦汁の濃度を調整するなど試行錯誤した。

 麦汁の甘さを生かしたといい、物産館の橋本浩司店長(35)は「さっぱりとした甘さになった」と話す。麦汁ソフト(税込み四百円)とミックス(同三百八十円)の二種類を今月から販売。橋本店長は「川北の一つの名物に育てたい」と語る。

 わくわく手づくりファーム川北は今後、町内産のイチジクを使ったソフトの商品化も計画している。物産館の営業は午前十時〜午後六時(日曜は午後三時まで)。火曜定休。

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