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Saturday, October 8, 2022

富山・ショーグンバーガー 世界大会へ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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大谷秀幸

 富山市発祥のハンバーガー店「SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)」が、11月に米国で開かれる世界大会に出場する。7月の国内公式予選で優勝し、世界一を目標に準備を進めている。

 同店は「焼肉ハウス大将軍」などを経営する「ガネーシャ」(本社・富山市、本田大輝社長)のグループ店。富山市や金沢市、東京都内などに計7店舗ある。和牛のパティと自家製バンズがこだわりだ。

 メニューづくりの中心となっているのが、シェフの扇谷厚子さん(46)だ。魚津市出身で、東京・新宿の総本店に勤務している。航空会社の客室乗務員などを経て、6年ほど前から同店でハンバーガーづくりを究めてきたという異色の経歴の持ち主。「ハンバーガーは、お客さんが食べ始めた時においしいと顔に出やすい。作る側が一番最初に感動をもらえる」と話す。

 7月に神奈川県横須賀市で開かれた日本初のハンバーガー選手権に出場。富山のしょうゆを使った「すき焼きバーガー」と、タマネギを約40分燻製(くんせい)した「夏のオクラダブルチーズバーガー」を作った。いずれも扇谷さんが考案した。有名8店の中からショーグンバーガーが優勝を飾った。

 11月の世界大会は、米国テキサス州ダラスで開かれる。だが、大会参加費や渡航費などは自分たちで負担しなければならないうえ、大会ルールでは、食材や調理器具は渡航してからの現地調達となる。そのため、和牛などの確保や、それでつくったレシピの最終調整をしなければならないハンデも抱える。

 しかし、扇谷さんは前向きだ。「和牛バーガーが通用するか、自信を持って戦いたい。世界大会はフードスポーツなので、インパクトを与えたい」と話す。(大谷秀幸)

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