10年目の「アボカドフェア」を開催中のフレッシュネスバーガー。写真は自由が丘店(筆者撮影)
フレッシュネスバーガー春恒例のアボカドフェアは、2024年で10年目を迎えたという。
傷みやすく、熟度管理が難しいアボカド
期間限定商品として長く続いているものでは、マクドナルドの「月見バーガー」が挙げられるだろう。1991年に誕生し、今では他のチェーンにも波及して月見戦線が繰り広げられるほど、人気の商品となっている。
目玉焼きは、言葉は悪いが平凡な具材。しかし調理法はシンプルなのに見た目がキャッチーで、さまざまな食材と合わせやすく幅広いアレンジが可能だ。価格の変動が少なく数が限られるということもないので、全国3000店に迫るマクドナルドの店舗網でも安定して供給できる。全国チェーンのためにあるような食材である。
フェア期間中はアボカドがたっぷり2分の1入った、5種類のバーガーが楽しめる。左奥から時計回りに、ソイアボカドバーガー、クラシックアボカドチーズバーガー、クラシックアボカドバーガー、クラシックアボカドクリームチーズバーガー、アボカドシュリンプバーガー(筆者撮影)
対してアボカドは、卵ほどメジャーな食材とは言えない。近年、日本で輸入が爆発的に伸びたが、外国の食材というイメージが強く、メニューの幅もそれほど広くない。また傷みやすい、食べ頃の見極め(熟度管理)が必要など、扱いの難しさも、飲食チェーンでメニューとして広がらない一因だろう。
からの記事と詳細 ( フレッシュネス知られざる「アボカド10年」の真価 - 東洋経済オンライン )
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