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Friday, May 10, 2024

白米>ケーキ? “糖質”との上手な付き合い方を医師にASK【ヴォーグなお悩み外来】 - VOGUE JAPAN

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遺伝的要因もあるようだが、自らの力で血糖値の急上昇をなるべく抑える方法はある。山崎先生によると、まずは食べる順番を工夫すること。確か、最初にサラダを食べて、次にスープ……?

「そんなに難しく考えなくても、糖質以外のものから食べるようにすれば問題ありません。お肉やお魚からでも大丈夫ですよ。麺類や丼物の単品だけだと、血糖値が上がりやすいので注意が必要。サラダや汁物がセットになるメニューを選ぶなどの工夫をしてみてください」

さらに食べた直後に運動をすることも、血糖値の上昇を抑えると先生は続ける。血液にあふれ出した糖が筋肉を動かすエネルギーに変わり、消化されるからだ。

「食後の運動は早ければ早いほどいいと言われています。走るなど激しい運動ではなくても、とにかく体を動かすこと。自炊の場合は食べたらゆっくりする前にすぐ片付けをする、外食後には15分ほどレストランから歩く、などで十分です」

肥満以外にもひろく悪影響が。免疫力低下や老化を進ませる糖質

どちらかというとスリムな体型で、食べても太らない体質かも。そんな人なら糖質をたくさん摂っても問題ない? こう疑問をぶつけると先生の答えはNO。

「糖質を摂り過ぎると血管の壁が傷つきやすくなり、長いスパンでみると動脈硬化が進む危険性が高まります。免疫細胞の活動が弱くなり、免疫力が下がる恐れもあります(血糖値の乱高下を起こす高GI食品も同様)。そもそも高血糖の状態は血流を悪くするので、体の抹消まで血液が回らず冷えが進み、臓器がフル回転してくれなくなります。脳の働きも悪くなって眠気に悩まされたり、ぼーっとして集中できなくなくなったりということも起こり得ます」

さらに、美容の観点から言うと、老化の大きな原因の一つとされる糖化も心配だ。糖化とは、食べ物に含まれる糖が体のタンパク質と結びついて炎症を起こし、AGEs(糖化最終生成物)を増やしてしまうこと。AGEsは肌のシワやたるみ、シミを増やし、骨粗しょう症の原因になるとも言われている。

“白いお米を抜いて、お菓子を食べる”という糖質制限は不正解

Photo: Yuri Minaev/123rf

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