記者コラム 「多事奏論」 編集委員・稲垣康介
日本はインバウンドで押し寄せる外国の人々にとって、「外食天国」だ。
5月、神戸でのパラ陸上の世界選手権を取材した。コロナ禍での東京パラリンピックでは外食を楽しめなかった選手らは、日本を満喫していた。
「KOBE BEEF」はブランド和牛として世界的に有名だが、外国選手からは「高級な神戸牛を食べなくても、日本のレストランはおいしくて、とにかく安い!」。驚きと称賛の声が相次いだ。
大会関係者が繁華街・三宮から地下鉄で約30分の西神中央駅近くのホテルに泊まっていた。駅近のレストラン街に足を向けると、ランチでパスタやピザが500円、お好み焼き屋は豚玉が600円。いずれも税込みだ。居酒屋をネット検索すると、飲み放題付きで3千円台のコースも。ロンドンのパブでふだん1杯千円近く払う英国人には、まさに天国だ。
円安もあいまって、外国から…
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