9日
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原油密輸の疑いで拿捕されたタンカー、地中海沿岸の港で原油降ろす
イラン外務省は、イギリス領ジブラルタル沖で拿捕され、その後解放されたイランのタンカーが、地中海沿岸で原油を降ろしたと明らかにしました。
ロイター通信によりますと、イラン外務省の報道官は８日、イギリス領ジブラルタルから解放されたイランのタンカーが、地中海沿岸の港で原油を降ろしたことを明らかにしました。
シリアへの原油密輸の疑いで拿捕されたこのタンカーは、先月１５日、シリアに向かわないことを条件に解放されたあと、ギリシャやトルコなどに次々と針路を変更。さらに発信機を遮断し、船の位置を知らせないようにしていましたが、アメリカのボルトン大統領補佐官が７日、シリア沿岸に到達したとみられるタンカーの衛星写真をツイッターに投稿し、イランを批判していました。
積み荷の原油がシリアに売却されたとすればアメリカがさらに強く非難するのは必至のほか、ＥＵがシリアを制裁対象にしていることから、アメリカとイランの仲介をしようとしてきたフランスの外交努力にも影響しそうです。
2019-09-09 05:41:29Z
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3772736.html
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