日本マクドナルドが発表した「ごはんバーガー」が話題を集めている。「てりやきバーガー」や「チキンフィレオ」などの人気メニューの具材を、パンの代わりにしょうゆ風味のごはんで挟んだもので、2月5日から5月中旬頃までの期間限定商品だ。
ごはんを使ったバーガーは「モスバーガー」の「モスライスバーガー」が先行しているが、日本マクドナルドでは初の試み。なぜこのタイミングでごはんを使おうと思ったのか。
ごはんバーガーはなぜ生まれた?
日本マクドナルドによれば、ごはんバーガーの構想が生まれたのは2016年頃で、少しずつ開発を進めていたという。その後、18年3月に「夜マック」を開始すると、顧客から「夕食にはパンではなくごはんが食べたい」という意見が届くように。夜の時間帯ならごはんを使ったメニューに需要があると判断し、商品化したという。メインターゲットは30〜40代。夜マックの利用者増にもつなげる考えだ。
ごはんバーガーのラインアップは「ごはんてりやき」「ごはんベーコンレタス」「ごはんチキンフィレオ」の3種類。価格はてりやきが税込390円、他2つが税込410円。
味付けはポテトやコーラとの相性を重視。「マクドナルドといえばポテトやコーラと一緒に楽しむものなので、それを意識した。マクドナルドでしか出せない味を追求しており、他社の商品を意識した部分はない」(同社)という。
一方、モスの反応は……
先行しているモスバーガーの「モスライスバーガー」は、1987年12月発売。当初は「モスライスバーガーつくね」(※)のみの販売だったが、現在は「モスライスバーガー焼き肉」(税別362円)、「モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)」(税別315円)、「モスライスバーガー海老の天ぷら」(税別417円)の3種を販売している。
(※)現在は販売終了。過去に数度リバイバル商品が販売されたことがある
開発のきっかけになったのは、当時国内で課題となっていた米余りだった。同社は以前から米を使った商品の導入を検討していたが、農林水産省などから外食産業で国産米の活用を進めるよう求められたこともあり、本格的に開発を始めたという。
ごはんで具材を挟むバーガーということで、一貫して和風テイストの商品を展開。味付けも「日本人の舌に合うこと」を意識しているという。幅広い層から購入されているが、顧客から寄せられる「おばあちゃんが大好物でよく買っています」といった感想から、シニア層のニーズも見えてきているという。
マクドナルドのごはんバーガーについて、モスバーガーの運営元であるモスフードサービスは、「ニュースなどで拝見したが、モスライスバーガーを改めて知ってもらうきっかけになるかもしれない。認知度を高めて、マーケットが広がればと考えている」とコメントしている。
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