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Thursday, November 12, 2020

【速報中】トランプ氏「再集計でジョージアでも勝てる」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

simpangsiuur.blogspot.com

 共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が争ってきたアメリカ大統領選は日本時間の8日未明、バイデン氏が当選を確実にしました。ただ、トランプ氏は選挙の不正を主張するなど、敗北を受け入れる様子を見せていません。3日の投票日から続く異例の選挙の様子を、タイムラインで詳報しています。

22:13

トランプ氏「再集計でジョージアでも勝てる」

トランプ氏が、アラスカ州での自身の勝利確実を報じたAP通信の投稿をリツイート。「もう十分に時間がかかった! ノースカロライナ州はなぜこんなに長くかかっているんだ。再集計でジョージア州でも勝てるだろう。ペンシルベニア州とミシガン州は 選挙監視員と立会人を開票所に入れなかった。違法だ!」などと投稿し、投票に不正があったとする従来の主張を繰り返した。

13:38

海外からの祝電、バイデン氏に届かず

米CNNは、外国首脳からバイデン氏に送られた祝意のメッセージが国務省で放置されたままになっていると報じた。トランプ氏が敗北を認めていないために、バイデン氏側が政府機関にアクセスできていないという。各国首脳との電話協議についても、国務省がバイデン氏の支援をしていないと報じられている。

11:45

首席補佐官にロン・クレイン氏起用へ

バイデン氏は大統領首席補佐官にロン・クレイン氏(59)を起用する方針を決めた。ニューヨーク・タイムズなど複数の米メディアが報じた。クレイン氏はバイデン氏が副大統領だった当時の副大統領首席補佐官。クリントン政権のゴア副大統領の副大統領首席補佐官も務め、オバマ政権ではエボラ出血熱問題への対応も担った経験がある。大統領首席補佐官はホワイトハウススタッフを束ねる要職で、大統領に最も近い存在。

拡大する写真・図版ロン・クレイン氏(中央)とバイデン次期米大統領(右)=2014年11月13日、ロイター

菅首相、バイデン氏と初の電話協議

菅義偉首相がバイデン氏と初の電話協議をした。バイデン氏に直接、祝意を伝え、日米同盟の重要性と同盟強化の必要性について確認した。電話協議は約15分間行われた。

08:00

開票作業で不正「証拠はなかった」

アリゾナ州のブルノビッチ司法長官は、開票作業で不正があったとする訴えに「証拠はなかった」と述べた。複数の米メディアが報じた。同州には不正があったとする苦情が1千件以上寄せられていた。バイデン氏が1万2千票差以上でリードしており、残票は5万票近くで、ブルノビッチ氏は「バイデン氏がアリゾナで勝つだろう」とも述べたという。

02:15

アラスカはトランプ氏勝利

01:40

ジョージア州、手作業で再集計へ

バイデン氏とトランプ氏が接戦を繰り広げたジョージア州で、手作業ですべての票を再集計することが決まった。トランプ陣営が再集計の必要性を訴えていた。ただし、バイデン氏は1万4千票以上リードしているため、再集計してもバイデン氏優勢が覆る可能性は低いとされる。

01:30

バイデン氏「犠牲を尊重する最高司令官に」

バイデン氏はフィラデルフィアの朝鮮戦争記念碑を訪れ、献花した。11日は米国の退役軍人の日で、バイデン氏は発表した声明で、退役軍人に対し、「あなた方の犠牲を尊重する最高司令官」になると誓った。トランプ氏は過去に、戦死した米軍兵士を「負け犬」などと呼んでいたと報道されており、それを念頭に置いた言葉とみられる。

01:30

トランプ氏、敗北後初めて公の場に

トランプ氏は退役軍人の日である11日、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れた。バイデン氏が勝利を確実にして以降、トランプ氏が公の場に姿を見せたのは初めて。メディアに向けた発言はなかった。トランプ氏は、祈りを捧げたりバンドが国歌を演奏したりしている間、マスクを着用していなかった。メラニア夫人やペンス副大統領が同行した。

拡大する写真・図版退役軍人の日の11日、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れたトランプ大統領=ロイター

これより上は日本時間11月12日/下は同11日

13:13

民主党支持者に殺害予告か

米大統領選前後にSNS上で民主党支持者らに殺害予告や脅迫を繰り返したとして、ニューヨーク在住の男(54)を検察当局が起訴したと、米CNNが報じた。5日に民主党支持者やその家族への「大虐殺」を予告し、8日には街で選挙結果を祝う人々を「吹き飛ばす」などと投稿したという。家宅捜索では、拳銃や弾薬、銃の部品などが押収された。

13:07

菅首相、バイデン氏と電話協議へ調整

菅義偉首相は近日中にバイデン氏と電話協議する方向で調整している。加藤官房長官は11日午前の記者会見で「我々はしかるべきタイミングで実施すべく調整を進めている」と述べていた。

12:50

民主党が下院で過半数維持へ

米大統領選と同時に行われた連邦議会選で、下院(定数435)は民主党の過半数維持が確実になった。AP通信によると、この日までに民主党が過半数の218議席を確保した。ただ、改選前の232議席からは議席数を減らし、共和党との差は縮まる見込み。一方の上院(定数100)ではノースカロライナ州の1議席を共和党現職が守り、多数派に近づく49議席目を確保した。

08:58

米国民の8割「バイデン氏が勝った」

米国民の約8割が大統領選で「バイデン氏が勝った」と捉えていることが、ロイター通信とイプソスの世論調査でわかった。調査はバイデン氏が当選確実と報じられた7日から10日までの実施で、米国の成人の79%がバイデン氏の勝利を信じている。このほか13%は「選挙結果は未確定」とし、3%が「トランプ氏が勝った」と回答した。

05:30

トランプ氏の態度に「恥ずかしいこと」

バイデン氏はデラウェア州で記者会見し、トランプ氏が開票結果を受け入れないことについて「率直に言って、恥ずかしいことだと思う」と批判した。「大統領は一度に1人しか存在しない」と繰り返し語り、政権移行について「止めるものは何もない」とけん制した。また、この日にポンペオ国務長官が「第2次トランプ政権への移行」を表明したことについては「主張に証拠はない」と批判した。

05:00

バイデン氏、欧州首脳らと次々に電話会談

新政権移行チームによると、バイデン氏は、英国のジョンソン首相やドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領、アイルランドのマーティン首相と電話で会談した。新政権の重点施策である新型コロナウイルス対策や気候変動などの世界的な課題に協力して取り組むことを確認し合った。会談内容について会見で問われたバイデン氏は、トランプ氏の進めた自国第一主義から国際協調路線に「米国が戻ってきたことを第一に知らせている」と話した。そして「米国を以前のような敬意を払われる立ち位置に戻すことができると確信している」とも説明した。

ジョンソン氏は会談後、ツイッターで「両国間の協力を強化し、気候変動対策や民主主義の促進、パンデミック(世界的大流行)からの回復まで、共通の優先課題でバイデン氏と協力するのを楽しみにしている」と投稿した。

04:00

国務長官「第2次トランプ政権へ移行」

ポンペオ国務長官は会見で、新政権移行に向けた準備があるかと記者から問われ、「第2次トランプ政権へのスムーズな移行があるだろう」と述べた。トランプ氏はバイデン氏が勝利したとする開票結果を拒んでおり、ポンペオ氏も同調した格好だ。さらにポンペオ氏が今週、フランスやイスラエル、トルコ、サウジアラビアなどに外遊する計画も明らかにされた。

00:59

「政権移行に協力するな」と指示か

ホワイトハウスが政府高官に対し、バイデン氏の政権移行チームに協力しないよう指示したうえ、チームへの法的措置を検討するよう促したと、ワシントン・ポストが報じた。トランプ氏はいまだ敗北を認めていない。次期大統領のために用意される設備や資金をバイデン氏が利用できず、政権の移行に支障をきたす恐れがある。

これより上は日本時間11月11日/下は同10日

22:43

トランプ氏「我々は大きく前進している」

トランプ氏が米東部時間の朝、立て続けにツイッターを更新。「我々は大きく前進している。結果は来週に出始める。アメリカを再び偉大に!」「我々は勝つ!」と投稿し、あらためて敗北を認めない姿勢を強調した。

16:30

米司法長官、「不正選挙」の捜査促す

バー米司法長官は大統領選をめぐる不正捜査に着手するよう促す書簡を全米の連邦検察に出した。バー氏はトランプ氏の最側近とされる。各州で選挙結果が確定するまで捜査を控える従来の司法省の指針を覆す指示とされ、司法省で選挙捜査を担当する高官がこれに抗議して辞任した。複数の米メディアが報じた。

11:37

トランプ氏がツイート連発するも…

【現地記者から】トランプ大統領は本日もツイートを続けていたが、その主張が広がる気配はない。ホワイトハウス前にトランプ支持者が集結することもなく、懸念された大規模な衝突や暴力もなく、アメリカ社会は平穏を保っている。(ワシントン=大島隆)

拡大する写真・図版5日、ホワイトハウスで会見するトランプ大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影

09:43

トランプ氏、ワクチン報道に「ずっと言ってきた!」

米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルスのワクチンに「90%の予防効果があった」と発表したことを受け、トランプ氏はツイッターに「米食品医薬品局(FDA)と民主党は、選挙前に私にワクチンの勝利を治めさせたくなかったから、代わりに5日後に明らかになったのだ―私がずっと言ってきたように!」などと投稿した。「もしジョー・バイデンが大統領だったら、もう4年、ワクチンは得られなかっただろう」とも書き込んだ。

08:07

バイデン氏がカナダ首相と電話会談

バイデン氏がカナダのトルドー首相と電話会談した。バイデン氏の政権移行チームがツイッターで発表した。カナダ首相府によると、バイデン氏が勝利を確実にした後、外国首脳と会談するのは初めて。

05:08

共和党議員OBら、トランプ氏を批判する声明

元共和党議員30人以上が、選挙の不正を主張するトランプ氏の発言を批判する声明を発表した。「トランプ氏の発言は選挙の正当性を損ない、受け入れられない」として、「政党に関係なく、バイデン氏が勝利したと国民が認めることを望む」と述べた。

05:00

「まだ大統領じゃないけれど…」

バイデン氏はツイートで「1月20日までは私は大統領ではないけれど、みなさんへの私の今日のメッセージはこれです:マスクを着けて」と呼びかけた。

03:41

ペンス副大統領「終わっていない!」

ペンス副大統領は「終わるまで終わらない。そしてこれ(選挙)は終わっていない!」と自身の執務チームに伝えたと、ツイッターに投稿した。「トランプ大統領は我々のために戦うのをやめたことがない。私たちはすべての合法的な投票が数えられるまで戦い続けるつもりだ!」とし、トランプ氏と共に選挙結果を受け入れない姿勢を示した。

02:54

トランプ氏、国防長官を解任

トランプ氏はエスパー国防長官を解任したとツイッターで明らかにした。「エスパーは解任になった。彼の仕事に感謝したい」と投稿し、国家テロ対策センターのクリストファー・ミラー所長を国防長官代行に充てるとした。来年1月のバイデン新政権発足を控えた移行期に国防を担う重要閣僚を解任するのは異例。エスパー氏はトランプ氏の「忠臣」とみられていたが、人種差別に抗議するデモ鎮圧のための米軍派遣に反対する姿勢を示し、必要があれば軍を派遣すると表明したトランプ氏との対立が表面化していた。

01:30

バイデン氏、コロナ対策チームを発足

バイデン氏はデラウェア州で演説し、新型コロナウイルス対策に取り組む対策チームを発足させたと述べた。メンバーは公衆衛生局元長官ら13人で、「パンデミック(世界的な大流行)から好転させるための努力を惜しまない」と、新政権が優先して対策に取り組む姿勢を示した。また、国民にも集団的な努力としてマスクを着用するようにも呼びかけた。

これより上は日本時間11月10日/下は同9日

22:22

バイデン氏「コロナとの戦いが終わるのは…」

米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルスのワクチンに「90%の予防効果があった」と発表したことを受け、バイデン氏は「素晴らしい」と称賛する声明を出した。一方で、「コロナとの戦いが終わるのはまだ数カ月先だ」と指摘して国民にマスクの着用などの予防策を続けるよう呼びかけた。

22:00

混乱に備えた木の板、撤去進む

【現地記者から】バイデン氏の当選確実の報道から2日。依然として敗北を認めないトランプ氏を横目に、首都ワシントンの街は「大統領選後」へと動き出している。ホワイトハウス近くのビルでは9日朝、混乱や暴動に備えて1階の窓に打ち付けていた木の板を撤去する作業が行われていた。今回の選挙は、結果によっては抗議活動の激化や衝突が懸念されていたが、9日朝までに大きな混乱は起きていない。(ワシントン=大部俊哉)

拡大する写真・図版ホワイトハウス近くのビルでは、周囲に張り付けた木の板の撤去作業が行われていた=2020年11月9日午前8時10分、ワシントン、大部俊哉撮影

14:00

トランプ氏、依然敗北認めず

トランプ氏は8日(米東部時間)から9日に日付が変わっても、依然として敗北を認めない姿勢を保ち続けている。バイデン氏が当選確実と報道されて以降、トランプ氏は公式の場にも姿を見せていない。

13:45

米国のコロナ感染者、1千万人を超える

米国の新型コロナウイルス感染者が累計で1千万人を超えた。ロイター通信が報じた。米国は感染者数、死者数ともに世界最多で、これまでに23万7千人以上が死亡。1日当たりの新規感染者数は10万人を上回る状況が続き、勢いは衰えていない。バイデン氏は来年1月の就任に先がけ、専門家らによる新型コロナの対策チームを発表する予定という。

13:14

トランプ氏、ニュース動画を連投

トランプ氏がツイッター上に、自身に近いとされるFOXニュースの番組映像を立て続けに7本投稿した。番組は、同局のコメンテーターや共和党の下院議員らが「(民主党支持の)青い波はなかった。波は全く起きていない」などとコメントする内容。トランプ氏はこの数時間前にもFOXニュースの動画を2本投稿していたが、いずれも自分の言葉で書かれた投稿はなく、「沈黙」が続いている。

トランプ氏は今日もゴルフ

週末の日曜日、トランプ氏は前日に続いて、ワシントン近郊のバージニア州に自身が所有するゴルフ場でプレーを楽しんだ。米メディアによると、大統領就任以後で210回目だという。トランプ氏はこの日もツイッターで、バイデン氏の当選が確実だとする報道について批判した。

6:30

歓喜のダンス続くワシントン

【現地記者から】バイデン氏の勝利演説から一夜明け、首都ワシントンのホワイトハウス周辺は静けさを取り戻していたが、夕方に近づくにつれて再びバイデン氏の支持者らが集まり始めた。前夜と同じように大音量の音楽に合わせて踊ったり、家族で記念撮影したりしながら、思い思いに喜びを表現していた。ガリュー・ストーデンさん(77)は「来てはみたけど、若者と踊るのは年寄りにはきついね」と笑う。新型コロナウイルス対策に注目しているといい、「感染対策はしっかりやってくれると信じている。問題は経済を守りながらそれができるかどうか。米国がだめになる前に、なるべく早めにそのビジョンを示してほしい」。 (ワシントン=大部俊哉)

拡大する写真・図版8日、ホワイトハウス周辺でバイデン氏の勝利を祝う人たち=ワシントン、ランハム裕子撮影

5:52

大統領夫人が敗北受け入れを説得か

「バイデン氏勝利」の受け入れを拒んでいるトランプ氏に対し、妻のメラニア氏と娘婿であるクシュナー大統領上級顧問が、敗北を受け入れるようそれぞれ説得を試みていると、CNNが報じた。トランプ陣営の報道官は「事実ではない」と反論している。CNNによると、トランプ氏の長男ジュニア氏らは引き続き、敗北を受け入れずに法廷闘争を続けるようトランプ氏に求めているといい、今後の対応についてトランプ氏の周辺は二分しているとされる。

拡大する写真・図版最高裁判事の指名式から退場するトランプ大統領(右)と妻のメラニア氏=9月26日、ワシントン、ランハム裕子撮影

これより上は日本時間11月9日/下は同8日

22:38

トランプ氏の15時間ぶりツイートは…

バイデン氏の当選確実が報じられた翌朝、トランプ氏が約15時間ぶりにツイートした。「不正があったという数多くの供述書がある。これらの申し立てに注目すべきだ」「これは盗まれた選挙だ」などと立て続けに投稿。敗北宣言はなく、結果への不満を改めて示した。ツイッター社は、投稿の一部に「この主張は争われている」とのラベルを付けた。

22:00

バイデン氏、政権移行へ始動 

 米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン氏は、共和党のトランプ大統領からの政権移行に向けた公式ウェブサイト(https://buildbackbetter.com/別ウインドウで開きます)を立ち上げた。次期政権が取り組むべき課題と対策に「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)」「経済危機」「人種間の平等」「気候変動」の4本柱を掲げ、「米国の中産階級を立て直し、経済回復に導く」とした。

21:50

当選確実から一夜明けて…

【現地記者から】バイデン氏が当選確実との報道から一夜明けた首都ワシントン。前夜には歓喜に沸く大勢の支持者らで埋め尽くされていたホワイトハウス周辺は、打って変わって静けさを取り戻していた。

隣接するメリーランド州から訪れたレオ・ディングオルさん(65)は「昨日は人が多すぎたから、今日来ることにしたんだ。とても気分のいい朝だね」。地方公務員として長年、市民と接してきたといい、「貧困や差別で苦しんでいる人をたくさん見てきた。バイデン氏は演説で『分断から統一に』と宣言したが、ここから本当の困難が待っていると思う。反対派とたくさん会って、丁寧に話し合ってほしい」と話した。(ワシントン=大部俊哉)

「慣例」破り敗北宣言なし

米大統領選の勝利宣言は、敗者の敗北宣言の後に行われることが「慣例」となってきたが、バイデン氏はトランプ氏が敗北を認める前に演説を行った。メディアがバイデン氏の当選確実を報じても、トランプ氏が敗北を認める様子を見せなかったためとみられる。

 米CNNによると、この慣例は1896年の大統領選で敗北した民主党候補のブライアン氏が、勝利した共和党候補のマッキンリー氏に祝電を贈ったのが起源。CNNは「敗北宣言は単なる慣例だが、憲法が一つのことを明らかにしている。2021年1月20日に、バイデン氏が正式に大統領に就任するということだ。トランプ氏が何を言おうと関係ない」とするオピニオン記事を掲載した。

13:10

インドからも祝福

副大統領の当選が確実となったハリス氏の母親はインド出身。AP通信によると、名前の「カマラ」はサンスクリット語で「蓮の花」を指す言葉だという。母方の祖父の出身地、インド南部タミルナドゥ州の村では、人々が「この日を待ち望んでいた。おめでとう」と喜び、地面に「CONGRATULATIONS KAMALA HARRIS. PRIDE OF OUR VILLAGE(カマラ・ハリス、おめでとう。村の誇りです)」などとお祝いのメッセージを書いた。

拡大する写真・図版インド南部タミルナドゥ州で8日、地面にメッセージを書き、インド出身の母親を持つ民主党の副大統領候補カマラ・ハリス氏の当選確実を喜ぶ人々=AP

12:55

市民が「イマジン」合唱

ワシントンでは市民らがジョン・レノンの「イマジン」を合唱していた。

記録ずくめの大統領選

今回の大統領選では、様々な新記録が樹立されている。ロイター通信などによると、バイデン氏の得票数は歴代の米大統領選候補の中で最多の7500万票を超え、これまで最多だった2008年のオバマ氏の記録(6949万8516票)を破った。期日前投票も過去最多の約1億200万票にのぼる。投票率も過去最高の66%以上となる勢いだ。候補者自身も新たな記録を刻む。来年1月の就任時に78歳となるバイデン氏は、過去最高齢の大統領。タッグを組むハリス氏は副大統領として、初の「女性」「黒人」「アジア系米国人」となる。また政治献金などを調べる「センター・フォー・リスポンシブ・ポリティックス(CRP)」によると、今回の選挙にかかった総額は約140億ドル(約1兆4千億円)で、過去最高となったという。

11:09

「トランプ応援団」もバイデン氏演説を評価

【現地記者から】トランプ応援団だったFOXニュースでも「いい演説だった」「良いスタートだ」などとバイデン氏の勝利演説を評価している。トランプ氏は急速に過去の人になりつつあるようだ。(ニューヨーク=鵜飼啓)

10:40

バイデン氏、勝利宣言

バイデン氏は地元のデラウェア州ウィルミントンの特設会場で勝利宣言をした。壇上に立ったバイデン氏は、「国民は意思を示した。明確な勝利だ。喜びと明日への希望にあふれている」「分断ではなく統一を目指す大統領になることを誓う」などと演説した。また、「今こそ激しい言葉遣いは終わりにし、冷静になり、お互いを見て、お互いの言い分を聞くときだ」「これからはアメリカの傷を癒やす時」とも強調し、国民の融合と団結を訴えた。

新型コロナウイルス対策で、集まった支持者たちは車から声援を送った。また、会場の大型モニターにはウェブ会議システムでつないだ支持者たちの姿も映されていた。

拡大する写真・図版米デラウェア州ウィルミントンで7日、勝利宣言のため、支持者の前に姿を見せたバイデン氏(右)とハリス氏=ロイター

10:37

ハリス氏「最初で最後にならない」

ハリス氏の公式ツイッターは、リアルタイムで勝利演説の発言を紹介。中でも反響が特に大きいのが「私はこのオフィス(副大統領の執務室)の最初の女性かもしれませんが、最後の女性にはなりません。なぜなら、今夜見ている全ての少女たちは、この国が可能性の国であることを目の当たりにしているのだから」とのツイートだ。投稿から1時間あまりで、リツイートは10万件、「いいね」は50万件を超えた。

10:25

新大統領誕生のお祝いグッズも

ワシントンのホワイトハウス近くの路上では、新大統領誕生のお祝いグッズも早速売られていた。バイデン氏とハリス氏の肖像が並んだ青いTシャツを25㌦(約2500円)で買った親子は、ハリス氏の母親と同じインド系の移民だ。娘で大学生のサダハナ・ハリィさんは「トランプ氏のせいで移民に排他的な空気が覆っていた。今日はとっても新鮮な空気」と話し、鼻から外気を大きく吸い込んで見せた。移民問題に加えて、取り組んでほしいのは、米国内で23万人以上の死者が出ている新型コロナ対策だ。「安全で安心な米国。独裁的な国家運営から民主的な国に再び生まれ変わることを願っている」(ワシントン=野上英文)

拡大する写真・図版ホワイトハウス近くでバイデン氏とハリス氏のTシャツを買った親子=2020年11月7日午後8時27分、ワシントン、野上英文撮影

10:17

日没後も続く祝福ムード

【現地記者から】ワシントンでは日没後も、大勢の支持者たちがホワイトハウス前に集まっている。アップテンポの音楽が流されるなか、支持者が夜空に花火を打ち上げ、お祭りのような騒ぎが続いている。敗北を受け入れないトランプ氏に批判が向けられ、一人が「トランプ氏は終わりだ」と拡声機で叫ぶと、大勢が「今すぐ出て行け」と声を合わせた。

「バイデン ハリス」と刺繡された帽子をかぶったジャマル・アイディンさん(50)は、「トランプ ペンス 今すぐ出て行け」と記したボードを掲げ、祝福のために飛んできた。医療機関で働いていたが、新型コロナウイルスの影響で3月に一時解雇され、今は無職。トランプ氏のコロナ対策に不満を抱いてきた。「深刻な問題なのに、トランプ氏はうそで塗り固めてきた。バイデン氏には大国のリーダーとして、徹底した感染対策と差別撤廃に取り組んでほしい」と期待を口にした。(ワシントン=野上英文)

拡大する写真・図版ホワイトハウス近くでは花火が打ち上げられ、バイデン氏の当選を祝う人たちが歓声を上げた=2020年11月7日午後8時17分、ワシントン、野上英文撮影

09:36

「ファースト・セカンド・ジェントルマン」誕生へ

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