NHKは10日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、女優の清原果耶(18)がヒロインを務める次期連続テレビ小説「おかえりモネ」の放送開始日が5月17日に決まったと発表した。全話数は未定。現在放送中の「おちょやん」(月~土曜前8・00)の本編最終回は5月14日(5月15日は最終週の振り返り)。未定だった全話数は115話(23週)となる。
新型コロナウイルスの影響により、前作「エール」の最終回が当初予定の昨年9月26日(全130話、26週)から11月28日(全120話、24週)にずれ込み、「おちょやん」「おかえりモネ」の放送開始日も遅れる形に。若泉久朗理事は「『おちょやん』は例年に比べると2週少なくなる。コロナ禍で放送が遅れてスタートした状況を踏まえて23週となった。新年度(のスタート)に戻そうとはしている。今後のコロナの状況次第だが、いち早く戻るようにしたい」と説明した。
「おかえりモネ」は朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などを手掛けた安達奈緒子氏氏がオリジナル脚本を執筆。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米で青春を送るヒロイン・百音が、東日本大震災で被災した故郷に「かつての活気を取り戻したい」と気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷への貢献の道を探る姿を描く。
昨年9月28日に宮城ロケでクランクイン。11月中旬まで宮城ロケを行い、その後は同局のスタジオで順調な撮影が続いている。
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