千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで18日、大規模音楽フェスティバル「スーパーソニック」が開幕した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、市が延期や規模縮小などを要請。主催者側は感染防止対策を徹底した上で予定通り開催するとしていた。19日まで開かれる。

主催者によると、18、19両日はいずれも1万人弱が来場する見通し。感染防止策として、公式アプリで連絡先などを事前に登録させ、入場時に体温や体調をチェックし、不織布のマスクを配る。当初立ち見予定だったアリーナ席には、観客が密集しないように座席を設置。酒類は販売せず、持ち込みも禁止する。

延期を求めていた千葉市は、イベントの後援を取り消した。開催中は担当者が会場内の様子を確認し、終了後は周辺で来場者に速やかな帰宅を呼び掛けるとしている。(共同)