道の駅あさご（兵庫県朝来市多々良木）で活動する地域おこし協力隊員、チャールス・チさん（３３）が「鉱石の道」をイメージしたハンバーガーを商品化し、販売している。竹炭を混ぜ込んだ黒いパンが特徴で、「地元の歴史と食材を一緒に楽しんで」とＰＲしている。（竜門和諒）
チャールスさんは韓国系米国人。洲本市の外国語指導助手（ＡＬＴ）として来日し、２０２１年８月に朝来市の協力隊に着任した。道の駅の活性化をミッションに、地域の特色を生かしたメニューの開発に取り組んでいる。
同道の駅は国道３１２号沿いにあり、市南部の観光の拠点。「朝来地域自治協議会」で活動する協力隊の先輩、ケビン・ネルさんらと協力し、サイクリング拠点にしようと準備を進めている。
サイクリングやドライブで立ち寄った観光客に気軽に食べてもらえる料理として、ハンバーガーの開発に着手。神子畑（みこばた）選鉱場跡と生野銀山を結ぶ「鉱石の道」が観光の柱のため、鉱石をイメージし、竹炭のパウダーを混ぜ込んだ黒いパンを作り出し、「あさご鉱石バーガー」と名付けた。
パンは前日から仕込み、一晩寝かせて販売当日の朝に焼く。注文を受けてから鉄板でパンに焼き目を付け、牛肉とチーズ、レタスを挟んで盛り付ける。米国ではピクルスを別添えで提供する店もあるといい、「温まらない方がおいしい」と母国流の別添えを選んだ。
現在は月２回程度の約２０個を販売。４月以降は販売日数と数量を増やす。税込み７００円。道の駅あさごＴＥＬ０７９・６７８・０８０８
からの記事と詳細 ( 竹炭で真っ黒バーガー 「鉱石の道」をイメージ、道の駅あさごで販売 - 神戸新聞 )
https://ift.tt/tIAhrM8
No comments:
Post a Comment