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Sunday, May 15, 2022

ピクニックのようにずらりと並べる【こぐれひでこの「ごはん日記」】 - roomie

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こぐれひでこ

こぐれひでこ

【5月5日】

朝ごはん:豆腐と卵焼きと茶節。これらのセットもお馴染みになったでしょうか? 

午前9時、宮下チーム3名、東京から到着。女子チーム3名は峯山付近を1時間ちょっとの散歩、男子2名はもっと遠くまで散歩。緑の中を積もり積もった話をしながら歩いた。山はまだ新緑といってもいいほどの初々しい緑。

家に戻ると門の脇に「掘り立てだよ」とメモのある筍が2本。竹林を有する友人が置いていってくれたのだ。なんとラッキーなタイミング。

宮下チームが持ってきてくれた「御菓子のらめ田」の「白鳥せん」と「メレンゲボール」をいただきながらお茶を飲んで休憩。

昼ごはん:筍は1本を焼いて、もう1本は茹でたものを刺身で食べようということに決定。採取したばかりのそら豆(生のまま)を塩&パルミジャーノ&オリーブオイルで食べる。信州サーモン&新玉ねぎ、ごま豆腐、

きびもちごはんのおにぎり、グリルした筍はお醤油で。長野県産の馬刺し(ニンニクとルイユで食べる)、採りたてのグリンピース(茹でた)、合鴨のだし醤油づけ、酵素米のおにぎりと京都の菜の花漬け(この2つ、客人が持ってきてくれた)。

料理とも言えない食べ物をピクニックのようにずらりと並べ、食べる、食べる。疲れた人は昼寝。そうでもない人は窓辺でおしゃべり。

しばらくのち、パッションフルーツとバニラアイス。

夜ごはん:茹でた筍の根元の方は木の芽和えに、穂先の方はわさび醤油でお刺身に。みんな昼に食べ過ぎたので、空腹にならない。だけどおいしくて食べちゃう。

生牡蠣のカンカン焼きもやった。空腹じゃないのにルイユをつけてひとり2個を平らげる(がしかし写真がこれしかなかった)。

甘いものがない。焼いてあったパイシートに夏みかんマーマレードを載せてデザートに。

話はいつまでも続いていたが……午後9時過ぎ、「もう道は渋滞していないでしょ」と、彼らは東京へと戻っていったのであった。ピクニックのような1日が終了。楽しかったね〜、おいしかったね〜。若々しい気分になったよ。

昨日のごはん:

スイーツが家にない日は……

こぐれひでこ

1947年埼玉県生まれ。イラストレーター。大学卒業後パリに住む。帰国後デザイナーとして活動した後、イラストレーターに転身。食や暮らしに関するイラストやエッセイを中心に執筆。「こぐれひでこのごはん日記」は2000年2月スタート。朝昼晩の食事をバランスよく、かつバリエーション豊かに食べること。それが人生の楽しみ。

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