長野県大町市で撮影された子グマ。生後半年ぐらいとみられています。
撮影者 上村邦弘さん:「(子グマは)パニックになっている。ひたすら(木に)登って騒いで下りて騒いで」
母グマとはぐれた様子で、20分近く鳴き続けていましたが、最後まで母グマは姿を現さなかったといいます。さらに、この6日後のことです。
撮影者 上村邦弘さん:「やばい、やばい、やばい…」
成獣のクマ。ライトで照らされても動じないのは熟したスモモの実に夢中だったから。
撮影者 上村邦弘さん:「(スモモを)食べていましたね。落ちているものもクンクンしていましたから」
昼夜を問わずクマが目撃される大町市。5月以降100件を超え、去年の2倍以上となっています。冬と違って山に食べ物がいっぱいありそうなこの時期に、なぜクマは人里に接近するのでしょうか。
動物研究家 パンク町田さん:「夏の間は山は緑が茂っていますけど、クマの食べたいものが減少ぎみ。それに加えて(今年は)作物自体が1、2週間、前倒しになっている。毎年であればここまで餌(えさ)はなくなっていないと思う」
秋田県の大館市では、“もち米”をクマに食べられる被害に遭いました。クマは住宅の隣のある農作業小屋のシャッターを開けて侵入。レバー付きの冷蔵庫で保管されていた“もち米”を外に出してから食い荒らしたといいます。
動物研究家 パンク町田さん:「全然驚くことでもない。クマの指は人間と同じで5本あって曲げることもできる。ドアノブを引くくらいのことは普通にできます」
クマにとって生のモチ米とは…。
動物研究家 パンク町田さん:「(舌の表面の)味蕾(みらい)が発達していますので、甘いものを区別する能力が高く、実際に甘いものが好き。生のもち米を食べても消化できないと思いますので。おいしいだけ。身にはならない、残念ながら」
今年の夏はクマにとっても厳しい夏となりそうです。
動物研究家 パンク町田さん:「(通常は)夏に餌が不足するのが早めに餌が不足しているので、オイオイという感じでいつもと違う行動パターン。好物を探してウロウロ大変だと思います」
からの記事と詳細 ( 夏なのにエサ不足?クマと遭遇 スモモ狙われ…もち米も被害に - 東日本放送 )
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