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- 健康的なおやつは、安定したエネルギーを1日を通して維持する助けになると栄養士は話している。
- 全粒穀物や複合糖質は食物繊維が豊富で、腹持ちもいい。
- エネルギー不足を避けるには、添加糖類に注意し、果物のような栄養たっぷりのスイーツを選ぼう。
日中、からだがだるかったり頭がぼーっとするようなら、今こそ"おやつの習慣"を見直す時かもしれない。
Fresh Communicationsの栄養士サマンサ・マクラウドさんによると、健康的なおやつは1日をもっとエネルギッシュに過ごす助けになるという。
「バランスの取れた腹持ちのいいおやつのカギはタンパク質、炭水化物、ヘルシーファットの3つのうち、2つを組み合わせることです」とマクラウドさんはInsiderに語った。
全粒穀物、果物、オーツ麦といったおやつを選ぶことで、エネルギーが長続きし、やる気が低下したり、ぼんやりするのを防ぐ複合糖質を摂取することができるとマクラウドさんは話している。
全粒穀物は炭水化物が豊富で、安定したエネルギーにつながる
マクラウドさんによると、エネルギーアップのためにおやつを食べるなら、ある栄養素が特に役に立つという。
「炭水化物です。わたしたちのからだの主要なエネルギー源は炭水化物です」とマクラウドさんは語った。
「特に食物繊維が豊富な複合糖質を取ると、精製炭水化物よりもエネルギーが長続きします」
精白パンのような精製炭水化物や添加糖類は吸収が早い。そのため血糖値が急激に上昇し、その後エネルギーと集中力が途切れる「ジェットコースター」のような急降下が起こる可能性があると栄養士のボニー・タウブ・ディックスさんは以前、Insiderに語っていた。
全粒穀物のような食べ物に含まれる食物繊維は、からだが炭水化物をエネルギー源となる単糖に分解する際に、ブドウ糖の吸収を遅らせる働きがある。
加えて、食物繊維は消化器官内の有益なバクテリアのえさにもなる(消化管の健康にとって良いことだ)。
全粒粉のクラッカーを好きな野菜と一緒に食べたり、全粒粉のパンにカッテージチーズをのせて食べる(これならタンパク質も取れる)などすると、食物繊維豊富な良いおやつになるとマクラウドさんはアドバイスしている。
果物やオーツ麦といった食べ物は甘いものよりもエネルギーを長続きさせてくれる
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食後にしばしば眠くなったり、ぼーっとしてしまう場合は、普段の食習慣を見直してみるといいかもしれない。健康的な食生活には「おやつ」が含まれていても良いけれど、定期的に添加糖類を取り過ぎると一時的にエネルギーが回復しても、すぐにぼんやりしてしまう可能性があるとマクラウドさんは話している。
「1日を通じて自分が何を食べたか、振り返ってみましょう。添加糖類の多い食べ物をたくさん食べているようなら、もう少し複合糖質を増やしてみるといいかもしれません」とマクラウドさんはアドバイスしている。
菓子パンやマフィンのような手軽な炭水化物に置き換える選択肢の1つがオーツ麦で、ベイクドオーツやオーバーナイトオーツといった選択肢は、より食物繊維が豊富な(そして加工度の低い)持ち運び可能なエネルギーを提供する。
マクラウドさんによると、果物も精製炭水化物に代わるものとして優れているという。果物には自然由来の糖分が含まれているものの、食物繊維やその他の栄養素も含まれているためバランスが取れている。食物繊維が特に多く含まれている果物としては、りんご(皮付き)、ベリー類、柑橘類などがある。
「天然の砂糖は素晴らしいものです」とマクラウドさんは話している。
昼下がりや夕方に甘いものが食べたくなったら、果物にダークチョコレートを少し添えてみよう。ダークチョコレートにはフラバノールという抗酸化成分が多く含まれ、健康に良いとされている。
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