2024年の幕開けまであとわずか。新年の定番といえばおせち料理。今月の読者アンケートでは好きなおせち料理を聞いたところ、回答者110人のうち6割近くが「栗きんとん」を選んだ。黄金色に輝く見た目とぜいたくな甘さが男女問わず支持を得た。2位は伊達巻、3位数の子、4位黒豆と続いた。おせちには甘いものを好む傾向があるようだ。
好きな理由を尋ねたところ、栗きんとんは「甘くておいしいから」(みどり市、40代女性)という回答が目立った。複数選択した人は「お正月にしかお目にかかれないメニューだから」(富岡市、40代男性)、「正月以外、口にする機会がほとんどない」(前橋市、20代男性)と、「特別感」を理由に挙げた。
器のギャラリー&旬菜カフェ「自在庵」(桐生市東久方町)では、オープンした20年から、年末に栗きんとんを予約販売している。担当した中村裕子さんは「栗金団の『金団』は金の団子、あるいは金の布団という意味で、商売繁盛、金運上昇を願うおせち料理の定番。鮮やかな黄金色は、正月の食卓を飾るのにふさわしい」と話す。
糖度の高いサツマイモ「紅はるか」を使い、素材本来の甘さを引き出すため砂糖の量を調整。天然のクチナシの実を使うなど、素材にこだわる。口コミで広まり、年々、順調に販売数を伸ばす。
【メモ】自在庵は器のギャラリーのみ29日まで営業。4日に営業再開し、ランチは6日から。☎0277-47-5133
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雑煮がおせち上回る
からの記事と詳細 ( 「正月こそ甘いもの」 好きなおせちランキング、1位はやっぱりあの…《アンケート》 - 株式会社 上毛新聞社 )
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