洲本市五色町都志に、淡路島唯一のフィッシュバーガー専門店「Fishmile Burger (フィッシュマイルバーガー)」が今年4月にオープンしました。
淡路島西海岸「淡路サンセットライン」沿いに立つ立派な日本家屋。ここが「フィッシュマイルバーガー」の店舗です。
土・日曜日、祝日のみオープンする同店。テイクアウトスタイルですが、閑静な日本庭園で食事を楽しむこともできます。
お庭に置かれたテーブルやベンチ等が不思議と和風の佇まいになじんで、落ち着いた雰囲気。看板に描かれた見事なチョークアートのメニューは、なんと同店スタッフの作品だそうです。
バーガーはこちらのカウンターで注文。オーナーの奥様の長尾可南子さんが、ステキな笑顔で迎えてくれました。
数あるメニューの中から、記者は定番イチ押しの「淡路島さわらバーガー」を頂きました。サワラと言えば、洲本市五色地区ではまさに“ご当地魚”。鮮度抜群のサワラが揚げたてのフライになり、どっさりの淡路島産野菜と共にふかふかバンズに挟まります。
思いきりかぶりつくと、シャキシャキ野菜にサクサクのフライがガッチリ混ざり合います。素材の味わいを引き立てる濃厚なタルタルソース。ほんのり感じる味噌の風味が、淡白な白身魚の旨味を際立たせます。
このタルタルソースは、同店こだわりの完全自家製。桜のチップで燻製したマヨネーズをベースに、味噌や梅肉など魚ごとの特徴に合わせた隠し味を加えて、旨味が一層引き立つ工夫をしています。
同店オーナーの長尾隆之さんは、YouTubeチャンネル『たかちゃんのパワーフィッシング』を運営するほどの、大の釣り好き!島内で会社を経営する多忙な合間をぬって、日本全国で釣りを楽しんでいます。
同店のバーガーには、淡路島近海で獲れる旬の魚に加え、オーナー自らが釣り上げた超貴重な魚や、独自のルートから仕入れた天然魚も使用。機会を逃したら二度と出会えない激レアバーガーもあります。
記者が訪れた日には、オーナーが三重県沖で釣り上げた20キロ超のキハダマグロが、庭先の特大クーラーボックスの中にどーん!このマグロは後日、限定プレミアム「マグロレアカツバーガー」となりました。
「魚は種類が多く、季節によっても食感が変わります。様々な魚の美味しさを引き出して、お客様に味わってもらいたい」と長尾オーナー。「 “美味しい”と言ってもらえるのが何よりの励みです」と、朗らかな笑顔で話します。
居心地の良いレトロなお庭で、極上のフィッシュバーガーを頂く幸せなひととき。『淡路島西海岸に新たなグルメスポット爆誕!』を、記者は実感しました。
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