【肉道場入門!】★打倒!コロナ編
ハンバーガーには「グルメバーガー」という分野がある。ざっくり言うと、味に注力した高級バーガーを指す。
グルメバーガーに多いのはバター香るバンズに、黒毛和牛をあらく挽いたパティで、食感や味わいの強さでグイグイくるド迫力タイプ。
体調万全のときならば、最高にうまく感じられるのだが、中高生でもあるまいし、そういつもゴテゴテしたものを食べたいわけでもない。
かといって、最近流行りの「プラントベースミート(植物性由来の代替肉)」いうのも味気ないし、早くて安いファストフードも気乗りしない。
そう思っていたところに、好みにピタリと合うハンバーガー店を見つけた。東京・四谷三丁目に本店を構え、最近、高田馬場に2号店を出した「Island Burgers(アイランドバーガーズ)」だ。
この店のハンバーガーが実にちょうどいい。パティやバンズに過剰な油脂感が感じられず、食後感が軽いのだ。
そして逆説的に申せば、食後感が軽いからこそ、食べる側としてもグイグイ行ける。
こってり系グルメバーガーだと、チーズバーガーあたりで妥協してしまう年代でも、この店なら「ベーコンエッグチーズバーガー」などのボリューム満点のメニューにもトライできるのだ。
きちんと作るから「ファスト」ではない。注文ごとに、つなぎなしのビーフ100%の生パティを一枚一枚鉄板で焼き上げる。
支えるバンズも、同じ新宿区内に軒を構えるバンズの名店、峰屋の酒種酵母のもの。
そのバンズの間で、自家製ベーコン、目玉焼き、チェダーチーズといったバーガー界における具のスターとも言うべきお歴々が味を乗せていく。
レタスはバンズのサイズに合わせて、ていねいに折りたたまれていて、量もしっかり。見た目の良さに加えて、軽い食後感にも一役買っている。
タワーのようにそびえるバーガーをバーガーラップで包み、大口を開けてかぶりつく。
圧倒的な一体感と重層的なボリューム感、そして軽い食後感。僕たちは、こういうバーガーを待っていた。
■松浦達也(まつうら・たつや) 編集者/ライター。レシピから外食まで肉事情に詳しく、専門誌での執筆やテレビなどで活躍。「東京最高のレストラン」(ぴあ刊)審査員。
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June 17, 2020 at 06:00PM
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食後感が軽いからこそグイグイいける本格バーガー! 高田馬場「Island Burgers」:イザ! - iza(イザ!)
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