愛知県大府市は、3歳児に虫歯の子が増えているとして虫歯予防を呼びかける啓発チラシを制作し、3歳児健診などで配布している。3歳児健診で、虫歯がある子の割合は2019年度4・2%から20年度前半で7・8%と1・9倍に急増。市では、コロナ禍による自粛生活が影響していると分析している。
市内の3歳児のうち、20年9月までに健康診断を受けた336人を調べた。生活習慣を聞いたところ、甘い物を食べる習慣があると答えたのは44・9%で19年度の42・4%より増加、逆に定期的な歯科検診を受けているのは19年度67・2%から64・7%へと減少していた。
市健康増進課は、コロナ禍で歯科医を敬遠したことや、自粛生活のために自宅で過ごす時間が長くなり、甘い物をとる機会が多くなっていると分析。「虫歯緊急事態!」と題したチラシを制作し、甘い食べ物や飲み物に注意することや歯磨き励行、定期的な歯科検診を勧めている。
同課担当者は「食生活を見直すことが大事。歯科医も感染予防をしているので、怖がらずに受診してほしい」と話している。【黒尾透】
からの記事と詳細 ( 3歳児の虫歯が急増 コロナ自粛生活で歯科医を敬遠? 愛知で啓発活動 - 毎日新聞 - 毎日新聞 )
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