15年続いた人気アニメ「銀魂」のラストを飾る映画『銀魂 THE FINAL』の公開記念舞台あいさつが9日に都内で行われ、杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子、千葉進歩、中井和哉、鈴村健一、石田彰、立木文彦ら声優陣と宮脇千鶴監督がシリーズを振り返り、原作者・空知英秋からの“最後の手紙”が読み上げられた。 バイバイ、銀さん…『銀魂 THE FINAL』フォトギャラリー 空知英秋のコミックを原作にしたアニメの劇場版シリーズ第3弾となる本作では、地球滅亡が迫ろうとする中、主人公・坂田銀時が不老不死の異形の者と激しい戦いを繰り広げる。本作がファイナルということで、銀時役の杉田は「この作品は十数年やってきた集大成になっています。初期からかかっていた曲を今回の映画用にアレンジしていたり、背景のCG一つ取ってみても、担当の方は“継ぎ足していった秘伝のタレ”のようになっているとコメントしていたので、僕らの芝居もそうなっていたらいいなと思っていました」と語る。桂小太郎役の石田も「僕も15年間積み重ねてきた『銀魂』の集大成を見た気がします。（幼なじみの）銀時と高杉、桂は反目し合いながらもつながっている。いい話だなと思ったんですが、そこは『銀魂』なのでいい話では終わらない。上映が終わった時も『桂、しつこいよ』と思いながら見ていただければ」と続けた。
その後は「今だから言えるありがとう、そしてごめんなさい」というテーマでトークを繰り広げた声優陣。新八役の阪口が「杉田くんと、くぎみー（釘宮）にありがとうございますと言いたいですね。大変な心理状態の時も、現場に来ると楽しくて。僕としては二人に支えられたし、助けられた」としみじみ語ると、神楽役の釘宮は「わたしは釘宮理恵さんにごめんなさいと言いたいです」とコメント。「始まった当時は下ネタなんて言いたくないと思っていたけど、あれよあれよといううちに、台本に書いてある下ネタを言えるようになってしまった。ピュアな時代の釘宮さん、ごめんなさい」と笑った。
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