2020年10月、大阪・堺にオープンした「BABANBA BAN BURGER(ババンババンバーガー)」のハンバーガーは、なんと湯桶入り!タクシー会社をリノベーションした、居心地の良い空間で頂く"銭湯"をテーマにしたハンバーガーは見た目にも味にも技あり。人気急上昇中です!
大阪市との境を大和川が隔てる、堺市北端に佇む倉庫のような建物。カフェやイベントスペースなどとして運営されるこの「71labo(ナナイチラボ)」内で、日曜日から水曜日まで営業しているハンバーガーショップの「BABANBA BAN BURGER(ババンババンバーガー)」は、何とも珍しいハンバーガーが頂けると、今話題のスポットになっています。
“いい湯だな♪”と口ずさんでしまう!?世にも珍しい湯桶入りハンバーガー
ハンバーガー、ゆで卵、フライドポテト、手ぬぐいに見立てた紙ナプキンが湯桶に盛り付けられているという、斬新すぎるアイディア。テーブルに運ばれてきた瞬間、そのインパクトに思わず「わぁっ♪」と声をあげてしまうほど! しかし、その驚きが見た目に留まらないのが同店のハンバーガーのすごいところ。
「ベーコンチーズバーガー」(900円)は、つなぎなしの牛肉100%の肉厚パティに、ジューシーなベーコンと、とろけるチーズをトッピングしたボリューム満点のハンバーガー。
北海道産「春よ恋」全粒粉を使用した特注バンズは、ほんのり小麦本来の優しい甘みと香ばしい風味が広がり、むっちりと適度な噛みごたえがあります。肉々しいパティや、あっさりとした口当たりの特製バーベキューソースなど、味わいから食感まで、具材すべてのバランスが計算された完成度の高さ!
ハンバーガーは他に、冠メニューであるプレーンの「ババンババンバーガー」(800円)、竹炭の真っ黒バンズに、もち麦入り合挽きパティが珍しい「竹炭×もち麦バーガー」(800円)、「タルタルフィッシュバーガー」(800円)の定番の他、新メニューなどから選べます。
ホテルで勤務されていた料理人の店主さんが、パティなど具材やソースひとつひとつの味や食感にもこだわり、素材からしっかり吟味して試行錯誤して作りあげた、見た目も味も技ありのハンバーガーなのです。
セットのフライドポテトは、“クリスプVカット”か細切りの“ストレートクランチ”の2種類から選べます。
“クリスプVカット”はサクサクのクリスピーな食感と、ホクホクしたポテトの食感を味わえる新感覚のフライドポテト。このタイプのフライドポテトを提供するお店はなかなかないのだとか。
銭湯気分でゆったりくつろぐ広々としたリノベーション空間
タクシー会社の営業所だった場所をリノベーションした空間は、天井が高く開放的。薪ストーブなども置かれていて、どこか懐かしいような落ち着いた雰囲気も感じられます。
現在同じスペース内では、曜日や時間帯によって異なる3店舗のカフェやバーが営業していて、同店はそのひとつとして2020年10月にオープンしました。
家族で訪れてもゆったりくつろげる大きなテーブルやソファも用意された広々空間で、“銭湯や温泉をテーマに、居心地が良くリラックスして楽しめるハンバーガー屋さん”というコンセプトにもぴったりな雰囲気です。
現在は、自由に使える卓球台も設置されているそうで、ますます温泉気分が高まりますね♪
各テーブルにはハンバーガーの美味しい楽しみ方が書かれた、ピクトグラムをイメージしたイラストも置かれています。海外の方にも、美味しいハンバーガーと共に銭湯や温泉、湯桶という日本の伝統文化にも触れてもらいたいという願いも込めて、仲間と作った思い入れのある一枚だそう。
見ていて楽しくなるこちらのイラストの案内も、ハンバーガーを待つ間に是非チェックしてみてくださいね!
広々空間を活かした楽しいコラボ営業やイベント開催も
同店の定休日である木曜日から土曜日に、 入れ替わりで営業している「SOCIAL GOOD CAFE(ソーシャルグッドカフェ)」では、堺の上神谷米や、南河内や堺など地元農家の野菜をたっぷり取り入れ、栄養バランスのとれたランチメニューなどがいただけます。デザートメニュー、キッズメニューも揃っていますよ!
日曜日には、“スペシャルサンデー”と題して「ソーシャルグッドカフェ」と「ババンババンバーガー」両店舗のメニューが同時にいただける、コラボ営業も行われています。
美味しいハンドドリップコーヒーとスイーツメニューで、食後のカフェ使いにもオススメ。
なお、毎週日曜日の通常コラボ営業については4月からは一旦お休みされますが、「71labo」では、カフェやバーの通常営業以外に、両店舗も出店するフードやクラフトの楽しいマーケットイベントなども開催されます。
詳しい営業予定やイベント予定については、各店舗のInstagramアカウント等でも是非チェックしてみてくださいね!
地元・堺の“つくる力”を結集して生み出された創造的ハンバーガー
屋号と同じ名前を冠した「ババンババンバーガー」と「竹炭×もち麦バーガー」のバンズは、堺産の小麦粉を使用し、堺のパン職人によって焼き上げられる特注のものです。小麦粉は、店主さんの友人が営む農場「New Village Farm(ニューヴィレッジファーム)」で、無肥料・無農薬の自然栽培により育てられたスペルト小麦を使用。もち麦バーガーのパティに使われるもち麦も「ニューヴィレッジファーム」のものを使用しています。
堺産は、ハンバーガーの素材だけではありません。同店のハンバーガーに欠かせないモチーフの湯桶は、堺の「藤井製桶所」で作られたもの。「ハンバーガーを湯桶で提供したい」と社長に直談判してオリジナルの湯桶が完成しました。
味噌や醤油、お酒の昔ながらの木桶仕込みに欠かせない"大桶"を、日本で唯一製作し続けて、製桶のみならず日本の食文化の長い歴史と伝統を守ってきた、大正11年頃創業の桶屋さんです。
同店の営業拠点である「71labo」は、“堺で創造的なものづくりの新たな基地”をテーマに、堺を拠点に活動するクリエイター7人の有志で立ち上げられました。
屋根しかなかった建物に壁を建てて、扉を取り付けて、少しずつ自分達の手で、堺の文化度を上げる新たな創造の場として作りあげてきた大人の秘密基地のような場所。
そんな場所から堺出身メンバーが企画して生み出した新しいハンバーガーには、堺が誇る古い伝統や文化と、今後も面白いアップデートを続けていく新しい創造性のエネルギーが込められています。
まとめ
平日でも遠方から湯桶入りハンバーガーを求めてたくさんの方が訪れる人気ぶりです。これから、もっと多くの人に広く知られる堺の新名物になるのでは。
“メイドインサカイ”な愛されハンバーガー、是非ご賞味ください!
- 面白い、可愛いなどSNS映えもバッチリなグルメスポットに目がない
- 地元産など素材にこだわったものを頂きたい
- お洒落なリノベーションカフェでのんびり過ごしたい
そんな方にオススメです!
※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉・密集・密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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