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Thursday, November 25, 2021

バーガー、ラーメン、餃子…猪肉グルメでまちおこし! 27日、南あわじで試験販売 - 神戸新聞

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 猪(しし)肉のバーガー、猪骨(ししこつ)ラーメン、牡丹餃子(ぼたんぎょーざ)…。イノシシでまちおこしを目指す兵庫県南あわじ市伊加利の住民らが27日、学生も交えて開発したメニューを、同市八木養宜上の農産物直売所「美菜恋来屋」で試験販売する。「猪狩(いかり) 地美栄祭(ジビエまつり)」と銘打ち、「伊加利の名を島内外の人に広めたい」と意気込む。(西竹唯太朗)

 市西部の山あいに位置する同地区は、交通量が多い県道が走るものの、海沿いの地域のような目立った観光施設はない。雇用を増やして若者を呼び込もうと、2019年度から住民らがまちおこしに取り組み、実行委員会を設けている。

 地元にとってイノシシは田畑を荒らす害獣で、農作物の被害に悩まされてきた。一方、江戸時代の郷土資料によると、「伊加利」の語源は「猪狩」といい、やっかいな存在を逆手に取った地元活性化策を考えてきた。

 メニュー開発には、地元の主婦らを中心に、吉備国際大学狩猟部の学生らも加わった。猪肉の独特の風味を残しながらも、食べやすい味にするよう心掛け、試食会も開いて試行錯誤を重ねてきた。

 当日、販売するメニューは5種用意する。薫製した猪肉を薄く切って挟む「猪狩バーガー」と、イノシシの骨でだしを取った「猪骨ラーメン」は各700円。ミンチにした猪肉を詰めて焼いた「牡丹餃子」は400円。豚肉の代わりに猪肉を入れて煮込んだ豚汁ならぬ「牡丹汁」(300円)もある。

 さらに、甘辛く炒めたイノシシ肉が乗る猪丼は、牡丹汁とセットの「BoarBowl(ボアボール)定食」(800円)として出す。

 猪丼の米は、地元に泉源がある「うずしお温泉」の源泉を田に流して作った「温泉米」を使う。

 新型コロナウイルス感染拡大でこれまで、大規模な販売会を実施できていなかった。地美栄祭への期待は大きく、実行委の的場信幸委員長(61)は、「地域一丸で街を盛り上げたい」と話している。午前11時半~午後2時。売り切れ次第、終了する。

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