フランスの劇作家、モリエールの大傑作と言われる「守銭奴」。あらゆることに金を出し渋る極度の倹約家(ドケチオヤジ)である主人公のアルパゴンを佐々木が熱演。過剰なテンションで、過剰なまでの倹約ぶりと強欲さを笑劇的な滑稽(こっけい)さで描く爆笑コメディーとなる。
【集合ショット】インパクト大なビジュアルで登場したキャスト陣
けいこ場でのエピソードを問われた加治将樹は「(佐々木は)ドケチ親父の役。不思議だな、と思って答え合わせをしたいんです。けいこ場に蔵之介さんが差し入れをくださるんです。もしかしたらドケチ親父を演じる上で『俺は、そんなんじゃないからな!』と一種のアピールみたいな形なのかなと思った」とにやり。佐々木は「そやね」とさらりと返答し、キャスト陣は大爆笑だった。
そして、佐々木は「けいこ場は食べ物しか楽しみがない」と理由を説明。毎日のようにおにぎりや甘いものなどバリエーション豊かなものが差し入れられたそう。スタッフや出演者にとってはなくてはならないものになり、加治や大西礼芳は「ありがとうございます!」と感謝しきりだった。佐々木は「最初は下町だから和菓子にしてた。(演出の)ルーマニア組も、小豆を食べていたけど、どうも小豆推しはアカンと途中から洋菓子にチェンジした。それでルーマニアの人が休みの時に、もういっぺん、どら焼きを入れた。その辺もかなり“ドケチ”は考えた」と自慢げ。加治は「さすがだな~。そのおかげで演出家からは『サンタさん』と呼ばれていますから」と持ち上げて、座長を気持ちよくさせていた。
取材会には、竹内將人、手塚とおるも参加した。
23日から12月11日まで同所。宮城、大阪、高知でも上演される。
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からの記事と詳細 ( 佐々木蔵之介、毎日差し入れで“サンタさん”と呼ばれる ドケチイメージ払拭のためで共演陣が感謝:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル )
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