マナが登場したのは、J-WAVEで放送された『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、藤原麻里菜)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。オンエアは1月11日(水)。
環七を歩きながら
ツアー目前のため、多忙な日々を送っていると話しつつ挨拶をしたマナ。マナはまず、テーマに「環七」こと東京都道318号環状七号線を選んだ理由について語った。マナ:今回私がテーマにしたのは「夜の環七」です。三軒茶屋から大岡山ぐらいをよく歩くんだよね。歩くのが好きで1時間とか1時間半、毎日歩いています。では、そんな「夜の環七」をテーマにまずは1曲。
マナは1曲目にYoshi T.の『McQueen』をセレクトした。
寂しくないぐらいの“うるささ”
マナが環七を歩くタイミングは1日の終わりが多いそう。東京ならではの「うるささ」が音楽を聴くのにちょうどよいのだとか。マナ:音楽をゆっくり聴きたいなとか、自分の作った曲の完成が見えるときとか。ミックスが上がってきた段階とかで、よく夜の環七をふと歩いて帰るという。音楽とともに環七がある。というのも、名古屋出身だもんで、環七という呼び名のつく道路は、東京っぽいの。東京を環七に感じます。環七を、最初は車で通ったかな? 「うるせー」って思った。あまりにも車の量が多くて「これが東京なんだ」って。名古屋よりも単純に人口が多いから。歩く人も多いし車も多くて「うるさい場所だな」と思ったんだけど、いざ歩いてみると、音楽を聴いたり歩いたりするのにピッタリだから、寂しくないぐらいうるさいんだよね。だもんで、歩くのが好きです。
マナは自分流の音楽の聴き方についても語った。
マナ:その気分によって曲は全然変わるんだけど、まずスピード感のある曲を聴いて、そのあとだんだんと落ち着いていく。で、またスピード感のある曲を聴いて落ち着いていくという。私はご飯を食べるときも同じなんだけど、しょっぱいものを食べて甘いものを食べてというのを繰り返して、延々ループができるという感じで(笑)。音楽も激しいのを聴いてゆっくりなのを聴いてとやっていると、人生を長く感じて楽しいんです。その瞬間がすごく幸せ。
2曲目にマナがチョイスしたのは、Rosaliaの『HENTAI』。この曲を聴くと「泣きたくなる」のだとか。
マナ:その気持ちというのがネガティブとかじゃなくて「あ、泣きたいな」と思ったときにちゃんと泣かせてくれる曲。誰だって泣くとすごくリフレッシュできるときってあるじゃん? 「すごく今日は元気だったんだけど、1日の終わりに泣いたほうが明日がハッピーになるな」みたいなときに、ちゃんと泣かせてくれる。それでちゃんと笑わせてくれる曲。『HENTAI』という言葉が入ってくることによって明日を幸せに生きられる、そんな曲です。
番組ではマナがセレクトしたRosaliaの『HENTAI』と、Louis Coleの『Park Your Car on My Face』をオンエアした。
街の雰囲気に合わせて選曲
名古屋出身のマナは車文化だったこともあり、街歩きは東京に来てからするようになったそう。また、街の雰囲気に合わせて楽曲を選んで聴いているという。マナ:東京に上京してきて、初めて「街を歩く」ということを始めたの。で、一番好きなのが環七を歩くこと。いろいろなところを歩いてきたんだけど、というのもいろいろな駅を通過できるし、いろいろな区も通過できる(笑)。だもんで1時間とか1時間半歩きたいときにちょうどよくて。東京ってどこにでも歩いて行けるし、いざとなれば歩いて帰れるしとか、その近さが一番魅力的だなって思う。それこそ三茶は賑やかだから、賑やかな曲は聴きたくない。逆に落ち着いたものを求めて、さっきのRosaliaの『HENTAI』とか、最初に流したYoshi T.の曲とかを聴いて。そうしたら多分、三茶を通り過ぎるとだんだんと静かになってくるんだよね。そのへんになってきたときに、激しめの4つ打ちの曲を聴いて自分のテンションを上げてくれる曲を聴く。「上がってきた!」と思ったら周りが落ち着いてくる、というのが一番心地いい。ちょうどいま中間ぐらいかな、三茶と大岡山の中間地点で上げてもらいたいと思います。
マナはBasement Jaxxの『Jump 'N Shout』をセレクトした。
番組では、マナが最後にセレクトしたQの『Stereo Driver』をオンエアした。
東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
からの記事と詳細 ( CHAIのマナが「夜の環七」をテーマに選曲。街の騒がしさが、音楽を聴くのにちょうどいい - J-WAVE NEWS )
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