ごきげんよう。食欲の春、到来。あってますよね? だって暖かくなると活動的になるから、自然とお腹が減ってきます。
ボリューミーな相棒よ、カモン!
コメダ初「鶏タツタバーガー」
コメダ珈琲店は「鶏タツタバーガー」を4月17日に販売開始しました。バンズからはみ出るほどの大判サイズの鶏むね肉を使用したバーガーメニュー。
「鶏タツタバーガー」がコメダ珈琲店から登場するのは初めてです。
■コメダ珈琲店
「鶏タツタバーガー」
720円~790円(店舗によって異なる)
「鶏タツタバーガー」はリリースにも「ボリューム感にこだわり開発した」と記載されており、注目はなんといっても大きさ。コメダ珈琲店というと「ポスターの写真より実物のほうが大きい」という、ポジティブな意味で“逆詐欺”の呼び声があるほど、メニューのボリューム感には定評があります。
はたして「鶏タツタバーガー」はどれくらい大きいのでしょう? 比較がないとわかりづらいので、“彼”をよんでみましょう!
タツタといったら、マクドナルド
運命的に(!?)マクドナルドで毎年恒例の「チキンタツタ」が同日4月17日より販売開始されました。「鶏タツタ」と「チキンタツタ」。ふたつのタツタを比較してみましょう。
■マクドナルド
「チキンタツタ」
440円~(店舗によって異なる)
両者を並べてみると……?
…
…
衝撃! 大きさの差が甚だしいです。
コメダ珈琲店の「鶏タツタバーガー」を手にのせるとこんな感じ。手がみえなくなっちゃいますね。
せっかくなんで(?)、コメダの上にマクドナルドの「チキンタツタ」をのせてみました。ピラミッドみたいになってしまいました。
重量を計ったところ、マクドナルドの「チキタツタ」は149g、コメダ珈琲店の「鶏タツタバーガー」は320g。
もともとの価格の差はありますが、なんとコメダの鶏タツタは、マクドナルドの倍以上あります!
気になる味は?
タツタつながりでサイズを比較してきましたが、味はどうでしょう?
■マクドナルドの「チキンタツタ」を実食
まず、みなさんもおなじみであろう、マクドナルドの「チキンタツタ」。
生姜醤油の風味香るタツタパティを千切りキャベツと共にサンドした日本発祥のマクドナルドメニュー。かつてはレギュラーとして登場して、人気を不動のものにしました。手でむすんだという独特な形状のバンズも特徴ですよね。
食べてみると、生姜醤油の風味がパティから控えめに感じられます。味の決め手はクリーミーで辛味のあるソース。ちょっと違うけど、辛子マヨソースのような味わいで存在感があります。
このコクのあるソースと生姜醤油の和のテイストが相性よく、ハンバーガーとして、とてもよくまとまっています。タツタパティは、鶏肉そのままというのではなく、パティらしく成形した感じ。ギュッと詰まった食感です。
■コメダ珈琲店の「鶏タツタバーガー」を実食
一方で、新しく登場したコメダ珈琲店の「鶏タツタバーガー」は?
タツタが大きくてどこから頬張ればいいか戸惑ってしまいますが、思い切ってガブリといくと、ひと口目から「肉~」です!
このお肉の感じは、お惣菜屋さんのタツタ揚げのよう。マクドナルドのタツタは、ハンバーガーらしく“パティ“として完成度が高く、コメダ珈琲店のタツタはお肉だけでもおいしくいただけるような仕上がり。
コメダ珈琲店のタツタは、外側がきつね色になっていて、通常の鶏肉の揚げ物と同じように、タツタ揚げにしたんだなというのがわかります。
味の決め手は爽やかなテイストの「生姜醤油ソース」。具にスライスオニオンやピーマンが入っているため、油淋鶏のような雰囲気にも感じました。
食べ応えは大満足。ただし、コメダ珈琲店の「鶏タツタバーガー」は、言ってみれば定食の鶏タツタをパンに挟んだかのようで、バーガーとしての一体感はイマイチ。サンドイッチとかに近いですね。
結論!みんなちがってみんないい
両方食べてみましたが、同じタツタとはいえ、ずいぶん方向性が違いました。
ハンバーガーとしての手頃さ、バランスのよい味わいを求めるならマクドナルド。お食事系のボリュームサンドが食べたい時にはコメダ珈琲店がよさそうです。
コメダ珈琲店のバーガーはフォークを出してもらえるので、ガブッとかぶりつくのではなく、切り分けながらゆっくり食べられるのも魅力です。
4月19日配信のYouTube「アスキーグルメNEWS」では、コメダ珈琲店の「鶏タツタバーガー」を実食しました。気になった人は見てください!
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