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Monday, February 24, 2020

砂糖の“悪魔的な真実”──良質な睡眠をとりたいなら、砂糖をとってはいけない(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

疲れているのに、ぐっすり眠れない。それはたぶん、甘いものを摂りすぎているせいではないだろうか。睡眠博士によると、砂糖は良質な眠りを妨げる“天敵”だという。

睡眠と砂糖の「不都合な真実」とともに、夜食に最適な「ぐっすり眠れるサンドイッチ」も紹介しよう。

砂糖は体に良くない。砂糖は有害だ。砂糖は悪魔だ。

──と、私たちはみんな知っている。でもだからといって、紅茶やコーヒーに砂糖を入れるのをやめるわけではない。

砂糖を摂りすぎると、体重が増え、虫歯になり、糖尿病のリスクが増える。しかし、他にも深刻な影響がある。

砂糖は睡眠を阻害するのだ。しかも、その睡眠不足のせいで人はもっと砂糖を求めてしまうのだ。

「夜の甘いもの」が悪循環を生み出す

2016年に行われたある研究では、砂糖の含有量が高い食事をとる人は、眠りが浅く、夜中に落ち着きがない傾向にあることがわかっている。

睡眠障害を専門とするアメリカの臨床心理学者マイケル・ブレウス博士──またの名を「スリープ・ドクター」──によれば、砂糖を過剰摂取すると、血糖値が乱高下して制御が効かなり、より遅い時間に食事をしがちになるという。それが睡眠に悪影響を与え、今度は逆に睡眠が阻害されることによって、翌日さらに砂糖を渇望するようになる。完全な悪循環だ。

栄養士のアレックス・エヴァンスも次のように話す。

「砂糖を摂ると、血糖値が上がり、膵臓がインスリンを分泌し、それによって砂糖は細胞へ運ばれ、細胞が活動しつづけるためのエネルギーになります。

夜遅くの砂糖の摂取は刺激が強すぎます。エネルギーを供給し、活動に備えて準備を進めてしまうのです。でも、私たちは夜に活動しようとしているわけではありません。私たちの体は一日の終わりが近づくとシャットダウンするように設計されているのです」

また、栄養セラピストで『心に効く食べ物(Good Mood Food)』(未邦訳)と『脱ストレス効果(The De-Stress Effect)』の著者、シャーロット・ワッツは、「砂糖は睡眠に必要なマグネシウムを大量に消費します」と指摘する。

彼女によると、カフェインやその他の刺激物を含むチョコレートを夜遅くに食べるのは、特に控えるべきだという。

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