その不調はカラダからのメッセージ。毎日の食事で、トラブルは回避できます! 不調の理由と体質改善を促す食材を、国際中医専門員の櫻井大典さんに教わりました。[取材協力/櫻井大典]
1. 日課のランニング、どうも最近疲れが取れにくいんですけど。
毎日の運動、もちろんカラダにいいことも多いですが、やりすぎると日々、気を消耗してしまいます。
そしてその消耗に補給が追いついていかないのか、そもそも補給量が足りないのか。いずれにしても、疲労が蓄積してしまうことになります。
おすすめする食材は山芋。気を補ってくれる補気の代表的食材です。お米、サツマイモなども補気の食材ですが、山芋はより滋養効果が高い。
滋養というのは、五臓六腑でいう腎の働きを高めるものです。といっても臓器の腎臓そのものというわけではありません。東洋医学でいう腎とは、エネルギーを蓄える場所であると同時に、成長と発育と生殖を司るすべての機能そのものでもあります。そして、カラダを温める、潤す、排出する。そういった機能を持つ腎を高める働きが滋養なのです。
山芋は山薬とも言われ、漢方でも多数使われる生薬ですが、食べる時の注意点がひとつ。生で食べないこと。ドロドロねばねばした食材は胃腸負担になりやすい。なので、山芋もソテーしたり、すりおろして味噌汁に入れるなどして食べてください。加熱することが大切です。
2. 花粉症を楽にする食べ物ってあるの?
漢方では、衛気(えいき)という、カラダを守るエネルギーがウェットスーツのように人体の表面を覆って守ってくれていると考えます。花粉やウイルスはもちろん、気温差や気圧差、大きな音などもこの衛気が侵入を防ぎ、衝撃を緩和してくれ、中身である人体を守ってくれるわけです。
だから、花粉に過剰に反応してしまう人はこの衛気が薄い、もしくは隙間ができているのかもしれない。
衛気を養ってくれるのはもち米です。手っ取り早く食べるにはお餅がいいですね。ただし、食べるタイミングは冬。本来食養生は次の季節のために行うもので、春に発症する花粉症の予防は冬の養生が肝心です。
また、一方でもち米は炎症を悪化させる作用もあります。花粉症で目が充血、鼻水ドロドロなんてときにお餅を食べても症状がひどくなるだけなので、あくまでも冬のうちに食べておきましょう。
冬にあまりお餅を食べてなかった!という人は、衛気を作り出す胃腸のケアをおすすめします。花粉症の期間中はとくに、脂っこいもの、味の濃いもの、甘いもの、冷たいものはできる限り減らすこと。これだけでも楽に過ごせるようになります。
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