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Sunday, February 7, 2021

【バレンタイン目前!】チョコがオススメの体質もある?チョコの薬膳的働きと甘味類の体質別活用法とは? - JIJICO

simpangsiuur.blogspot.com

どうも!

バレインタインもあと1週間ほどですが、毎年トラック1台分ぐらいのチョコレートをもらうので、今年は本当にチョコレートはいりませんので、よろしくお願い致します。

さわたや薬房の早川です。

#一度で良いから言ってみたい

#本当はすごく欲しいです

バレンタインの思い出は・・・・・

特にありません。。。

でも一つ言えることは

『バレンタインなんて行事、くだらねえよな〜お菓子屋の策略の乗りやがって!ケッ!』

と言っている方は99%チョコレートを貰っていません。

バレンタインデーは約半分ぐらいの男性に幸せを

もう半分の男性に悲しみを提供する恐るべき行事なのかもしれませんね。

さて、くだらない話から入りましたが、もうすぐバレンタインデーですね。

バレンタインデーの趣旨などについて色々言うつもりはないですが、1年で一番チョコレートを食べる時期ということは毎違いないと思います。

甘いチョコレートは好きな方も多い反面、その甘さから目の敵にされている部分もあります。

甘いもの、というと食養生の世界では

『肥甘厚味』(ひかんこうみ)

と言って味の濃いもの、脂っこいもの、そして甘いもの、と言って避けたい食べ物のベスト3に入っております。

そんなチョコレートなどの甘味ですが、上手に使うことで当然養生にも活用できます。

そこで今回は

体調や症状で甘味料もチョイス出来る?バレンタイン間近だからこそ知っておきたい・砂糖・甘味類の薬膳的効能とは?

というテーマでお届けします。

☆バレンタインといえばチョコレート
チョコなどのお菓子は確かに取りすぎると多くの病気の原因となります。中医学的にも『痰湿』と言ってカラダの中にドロドロしたものを作ってしまう食べ物として先程もお伝えしたように

味の濃いもの

脂っこいもの

甘いもの

この3つは食べすぎに注意するように古来より言われてきました。

しかし、甘い味はいわゆる『嗜好品』です。

お酒などもそうですが嗜好品は人生を楽しむスパイスのひとつなので、上手に活用することが大切です。

好きな物を楽しく適量食べることは心の健康を考えるととっても身近な養生です。

ところでバレンタインの代名詞のチョコですが、最近は『健康によい』ということを売りにしているチョコレートも結構見かけますが、それは砂糖もバターも脂もたっぷりのチョコレートが良いわけでなく、チョコの原料『カカオ』に素晴らしい働きがあるからです。

☆カカオの薬膳的働きとは?
そんなカカオですが、栄養学的にも非常に素晴らしい働きがあるのですが、薬膳的にも優れた食品です。

カカオは冷やしも温めもしない平性の食品で、五味では苦味メインで甘味も持っています。

カカオが五臓では『心』を主に養い、胃、大腸なども整えてくれます。

薬膳的な主な効能は

元気を補う『補気』

心の働きを強くする『強心』

血流を改善する『活血』

カラダの余計な水気をさばく『利水』などの効果があると言われております。

適応する症状は疲労倦怠感、おしっこの出が悪い人などに使われます。

栄養学的に見るとカカオポリフェノールはカラダを錆びさせない抗酸化作用

テオブロミンという成分には記憶力向上

そして、度々僕のnoteにも登場するストレス緩和をしてくれるセロトニンの原材料『トリプトファン』も多く含まれています。

こんな素晴らしいカカオですが、これ単品だととっても苦い味で食べれたものじゃありません。砂糖なしのココアパウダーを舐めたことがある方ならわかると思います。

昔は森永のココアぐらいしか飲んだことなかったのですが、友達が高級な無糖で良質のバンホーテンココアパウダーを持ってきてくれて

『これはうまそうだ!』となめてみたら苦くてびっくりした、という記憶があります。

それぐらい砂糖などが入ってないカカオマスなどは苦味が強いのです。

なので、チョコレートが食養生で目の敵にされるのはカカオは良いのですが、食べやすくするために、脂の多いバター、生クリーム、そして砂糖を大量に使うからなのです。

☆チョコレートがオススメの体質とは?
なんとなく敵視されやすいチョコレートですが、ぴったりな体質の方もいます。

チョコレートが向いている体質の方は「陽虚・全身冷え」タイプの方です。

これは体の中のカラダを温める熱が少なめの方で、冷え性やおしっこのトラブルなども起こりやすくなります。

陽虚、全身の冷えタイプの方はもちろん男性にもいますが、女性に多い体質で、チョコレートは男性にあげるよりも、むしろ女性が食べたほうが食べ物の分類的には良いのかもしれませんね。

☆チョコレートを食べる最高のタイミングは?
そんなチョコレートですが、食べるタイミングもせっかくなので気にしてみましょう。

チョコレートはできるだけ寝る前は避けて食べましょう。

栄養価も高くて体のエネルギーになりやすいので長時間の仕事で頭も体も疲れた時の栄養補給には最適です。

職場にちょっとおいておいて疲労感が強い時に1個食べたりすると良いでしょう。

また、少量でしっかりと糖分などのエネルギーとカロリーが摂取できるので、非常食や登山やハイキングなどの常備食などにもとてもオススメです。

◆避けたいのはイライラして頭に血が登っているときは

先程チョコレートは陽虚・全身冷えタイプに良いとご紹介をしましたが、裏返すと体に熱がこもっている、食べ過ぎや飲み過ぎで体に湿気と熱が溜まっている湿熱タイプの方や、ストレス過多でイライラして頭に血が登りやすいような肝熱タイプの方にはチョコレートはあまりおすすめできません。

体が冷えて、元気ない、落ち込みやすい方は甘い物でほっこり

逆にイライラしやすい時、怒りっぽい方には酸っぱい梅干しや、レモン、柑橘系などのおやつで気分をリフレッシュさせたほうがおすすめです。

もしバレンタインでチョコをあげる方がイライラタイプであれば酸味も加わったチョコなどをあげると良いかもしれませんね。

☆甘味類の種類別・体調・体質別活用法とは?
砂糖を代表とする甘味類は栄養過多の現代人はとりすぎに注意しないといけませんが、エネルギーになりやすく上手に使うことで素晴らしい食養生にすることができます。

ここでは種類別に甘味類の薬膳的働きをご紹介し、体質、体調、お悩みの症状によって甘味類もチョイスする参考になれば嬉しいです。

◆黒砂糖

まずは『ミネラルの塊』とも言える黒砂糖はカラダを温めてくれる温性です。甘味なので五臓では脾胃(胃腸)を養います。

胃腸の冷えている方、冷え性の方、食欲不振の時、疲労や月経痛がある人にはオススメの甘味類です。

カルシウム、カリウムなどミネラル豊富です。

◆白砂糖

一般的によく使われる精製した砂糖である白砂糖。黒砂糖が温性だったのに対して白砂糖になると涼性と言ってカラダをやや冷やす性質に変わります。

五臓では脾胃はもちろんですが、肺のサポートもしてくれます。

『生津』と言ってカラダを潤す働き

『潤肺』と言って肺を潤す働きがあります。口渇や咳が出るときにはおすすめですが、日頃から食べすぎの食積の方、カラダに余計な湿が溜まっている痰湿の方はとりすぎには注意しましょう。

◆蜂蜜

蜂蜜も古来より質の良い甘味類として重宝されてきました。蜂蜜は平性で温めも冷やしもしない特徴があります。脾胃と一緒に五臓六腑では肺と大腸のサポートをしてくれます。

効能の特徴は『補五臓』

五臓全体を補う働きがある素晴らしい食材です。

おすすめの症状は胃腸の虚弱な方、肺気虚証と言って肺の気が不足して呼吸器の働きが低下している方、疲労が強く、空咳がひどい方などにおすすめです。

また、食欲不振、便秘、皮膚の乾燥にも良いとされており、カラダに元気と潤いを届けてくれる甘味類の中では黒糖とともにもっとも活用したい物の一つです。

◆メープルシロップ

僕も大好きな甘味類の一つメープルシロップ。メープルシロップの特徴は甘味の中にもやや苦味が入っているところです。

効能としてはカラダの潤いを作る『生津』

肺の炎症なども整える『清肺』

肺を潤す『潤肺』

腸を潤す『潤腸』などの働きがあり、便秘や咳をしやすい方には非常におすすめです。

代表的な甘味類のご紹介も致しましたが、チョコレート同様、敬遠されがちな甘味ですがカラダにとって必要なときは結構あります。

そんなときは『甘いものはダメ!』と頑なにならずに上手に甘味を活用しましょう。

基本的には米、イモ類などの自然の甘さを活用しつつ、体調によって上手に甘味類を使っていきましょうね。

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