これまでインド料理に縁がなかった方も、ぜひ挑戦してみてください。
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■南インド料理とはどんなもの?
南インド料理と聞いて、皆さんどのような料理を思い浮かべますか?おそらく多くの人が「カレー」を思い浮かべるのではないでしょうか。カレーの名前の由来は諸説ありますが、タミール語でソースをあらわす「カリー」がイギリスを経由するうちになまって伝わったとされる説が有力です。食事という意味で使うこともあったりと「カリー」だけでは定義が広すぎて南インド料理の枠でも収まり切れません。南インド料理の特徴は、豆やお肉などを香辛料で味付けして焼いたり煮込んだりしたものが多くなっています。とにかく、日本で「カレー」と定義されるものが、南インドにはたくさんあるのです。
・『南インド』ってどこ?

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日本を出て西に進むと中国大陸があり、陸沿いに南下すると東シナ海と南シナ海を通ります。ここを抜けるとベンガル湾のあるインド地方につきます。この辺は入り江のようになっていてインド、バングラデシュ、ミャンマーと陸続きになっていて複雑な地形です。
海に面した三角形の土地が南インドで、デカン高原、東ガーツ山脈、西ガーツ山脈を含むインド最南端のケララ州、その隣のタミルナードゥ州、ちょっと上にあるアーンドラプラディーシュ州とテランガーナ州、そしてカルナータカ州を加えた、南部の5州のことにをさします。
・エキゾチックな味わい
まずは、インドの主食についてご紹介します。ざっくりいうと北はナン、南はお米でわかれています。つまり南インドではお米を主食にしてカレーを食べる、我々とよく似たスタイルと言えますね。果物を使ったものが多いため酸味があり、スパイスが多く入っているので、風味がとても良い料理が多くなっています。
・北インドとの違い

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同じインドでも北と南ではだいぶ食事が異なっていて、北のカレーはとろみが多くこってりとしているのに対して、南のカレーはさっぱりと水分が多くてスパイスが多い特徴があります。この違いはどこから生まれたかは謎ですが、北が寒いのに対し南は暑いということが関係していそうですね。
■南インド料理の定番『カレー』

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日本にカレーが伝わったのは1859年のことで、そのときのインドはイギリスの植民地でした。そのためインドから入ってきたはずのカレーはイギリスの影響を受けたカレーだったと考えられています。南インド料理のカレーは我々の知るカレーとはどうちがうのでしょうか。
・サラサラであっさり
南インド料理のカレーはとろみがなく、さらさらしてることが最大の特徴。小麦粉でとろみをつけた方法はイギリスで考え出されたもので、元祖はどちらかというとスープに近いものなのです。カレー、おかず、ご飯とわかれていて、それぞれから2種類や3種類スプーンで組み合わせながら食べるものだったようです。付け合わせも入れると結構種類があるので、組み合わせを試しているうちにおなか一杯になりますよ。
・米に合わせる

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インドの食事風景などを見ると、ご飯の粒が長いと思われた方もおられるのではないでしょうか。これは「長粒種」と呼ばれる種類のお米で粘り気が少ないのが特徴のお米です。長粒種のお米をまとめて「インディカ米」と呼ばれていますが、これは品種ではなく品種群なのでいくつかのお米をまとめて呼びます。インディカ米の中でもバスマティと呼ばれる米が人気が高いです。
・北部では『ナン』

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最近ではすっかり日本でも定着し、おなじみになってきたナン。実は、インドでは宮廷料理の一つで、一般人が食べるものではありません。庶民はチャパティやプーリといったパンに似たものを食べます。
どこが違うのかというと、小麦粉を精製しているものと全粒粉であることの違いと、ナンは専用窯であるタンドーリで焼くことが大きな違いです。見た目としてはナンは焼きあがると膨らむという特徴もありますよ、日本で営業しているインド料理屋さんは、日本人の口に合わせたナンを出しているお店も多いですね。
・酸味や香ばしさが特徴

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南インド料理の味の特徴として、酸味と香ばしさもポイントとなります。タマリンドという酸っぱいフルーツや、マスタードシードというマスタードの元になる酸味が聞いた香辛料などを使うため酸味が強く、それらを油を引いた鍋で炒めて使うので強い香ばしさが出てくるのです。
トウガラシも同時に炒めるので辛さも相当強くなると考えられますが、たくさんのスパイスが香ってくる光景はぐっとくるものがありますよね。
・ココナッツがよく使われる

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インドではココナッツがそこかしこで取れるため、とてもお求めやすい価格で手に入る庶民の食材です。そのまま飲むだけでなく、カレーの味付けにも使い、オイルは髪の毛に塗るための化粧品などにもよく使われています。
特に日本と違う光景は、ココナッツの屋台があちこちにあることで道を歩きながら買えることです。日本のカレーもココナッツが一般的になるかもしれませんね。
・チャトニなどトッピングもいろいろ
チャトニは、「チャツネ」というほうがピンとくる方もいるかもしれませんね。チャトニとはジャムのようなペースト状の調味料で、インド料理に欠かせない味付けです。野菜や果物を煮込んだり漬けたりして作るもので、甘いものや辛いものまでさまざまあります。
また、日本の福神漬けはこのチャツネを代用しようとしてできたものという説があり、役目はすごく近いのです。お好みの味付けで食べることができるので飽きさせない効果があると言えるでしょう。
■南インド料理の『ミールス』とは

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ミールスとはどのような食べ物なのでしょうか…といいたいところですが、正確にはミールスとは食べ物ではなく、「定食」に近い意味を持っています。たくさんの料理があり、それらを組み合わせたものとなっているので、ここでは代表的なものを紹介します。
・南インドの定食
ミールスとは定食のようなものと紹介しました。実際、ナンを中心に多くの小鉢がおかずのようにひしめくさまは日本人には受け入れやすいスタイルであるといえます。デザートのようなものまで一緒に入っているので、すごく豪華な定食に見えます。
・『ベジ』と『ノンベジ』

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ミールスは大別して2種類に分けられていて、「ベジ」とはベジタブルの略でつまり野菜や豆のカレーです。「ノンベジ」とは肉や魚などを使ったカレーのこと。インドでは宗教性により「ベジ」しか食べない方も多くいるので、はっきりと分けられているのかもしれません。
野菜だけでは少し物足りないという人はノンベジスタイルにしてみましょう。
・豆と野菜の『サンバル』

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ベジカレーの中でもとても人気のあるサンバルは、豆と野菜で作ったカレーなのでさっぱりしています。あまり辛くはなくほっこりと煮物のような安心する味わい。インドでも定番中の定番のようで、日本の肉じゃがのような立ち位置ですね。
・酸味のある『ラッサム』
酸っぱいけどピリッと辛い味わいが特徴のラッサムは、タマリンドと胡椒のトマトスープです。もともとジュースの意味の言葉だそうで軽食などにも出されることが多いのです。タマリンドは日本ではなかなかなじみのない食材ですが酸味の強い果物で、干し柿などに近い食材です。
・野菜炒め『ポリヤル』
「インド風野菜炒め」と説明すると適切でしょう。多くのスパイスとともに甘いココナッツが入ることで、香り高いだけでない複雑な風味が生まれ食欲を刺激してくれます。定義が難しいようで類似の料理が多く、それぞれ細かく名前が違っていて、トーレン、サブジ、タルカリなど、すべて野菜炒めのことです。
・豆粉せんべい『パパド』
ひよこ豆で作られる薄焼きせんべいです、クラッカーといってもいいでしょう。焼いたり揚げたりしたあと、チャトニと組み合わせたりピクルスと合わせたりサラダに入れたりもします。玉ねぎピーマントマトと和えた「マサラパパド」という料理もおすすめですよ。
・『カレー』とトッピング

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このほかにもたくさん料理があり、ミールスはそれらがひしめき合っていますが、忘れてはいけないのがこれらはカレーとともに食べるものだということです。カレーも1種類とは限らないので、本当に組み合わせは無限大に及ぶということです。現代では日本でもさまざまなお店で食べることができますのでぜひお試しください。思ったより量が多いという方が多くいるので少なめに注文してみてくださいね。
■ミールスの食べ方

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ミールスには食べ方の作法があります。といってもごく当たり前のことなので難しく考えなくてもいいですよ。
まずは、食べやすいようにおかずを大皿の外に出します。おかずの量は10種類くらいあるので、少し場所をとってしまいますね。好みでパパドをご飯にかけたら少しづつカレーと食べていきましょう。
・ライスと混ぜて食べる
ご存じの方もおられるかもしれませんが、インドでは料理を手でつかんで食べるのが伝統的なスタイルです。南インド料理のミールスもそのような食べ方をしますが、日本に店を出している南インド料理のお店では日本に合わせてスプーンを出してくれるお店がほとんどです。パパドを割り入れてライスを崩しながら、いろいろなおかずと合わせて食べてみてください。
・カレーを混ぜてもおいしい
おかずとライスと食べながら、たまにカレーも混ぜてみましょう。口の中でさまざまな味の違いが一つになり、とてもおいしい味わいが膨らみます。これはこんな味、あれはあんな味といった具合に味を覚えてみるといいでしょう。決して辛いだけではない本場南インド料理の奥深さを堪能してみてくださいね。
■南インド料理の『ティファン』とは

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南インド料理の「ティファン」は、ミールスとは少し違ったおもむきを持ちます。どのようなところが違って、どういった料理が出てくるのでしょうか。
・南インドの軽食
「ミールス」を定食に例えるならば「ティファン」は軽食・喫茶といった雰囲気のこと。重々しい豪華な食事ではなく、カジュアルで普段着の食事といったスタイルで、小腹を満たすために便利なのです。ティファンという言葉の意味は「すすり飲む」だそうですが、これだけでは少しイメージがわきづらいですね。それでは代表的な料理を見ていきましょう。
・代表的なドーサ
米粉や豆の粉を原料にしたパンのようなお料理で、カレーなどにつけて食べます。ジャガイモが入っていたり具のバリエーションはありますが、おおむねあっさりした味わいが特徴なので日本人にとてもなじみ深いお料理と言えるでしょう。横幅が長いものや、人の頭くらい高く積まれたものなど店によって個性がさまざまで、これだけでも満足できるおいしさです。
・豆ドーナツ『ワダ』
見た目はドーナツ、中身はお豆となっていて、初めて見ると「甘いものだ」と勘違いすることうけおいです。豆ではなくじゃが芋で作ることもありますが決して甘いものではなく、塩コショウや青唐辛子などで味付けしてあってむしろ辛い料理の部類に入るでしょう。辛いドーナツと思っていただければほぼ正解で、カレーを盛り立ててくれますよ。
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・お好み焼き風『ウッタパム』
米粉や豆の粉を使いホットケーキのように円形にして焼いていく料理です。お好み焼きによく似てますが、玉ねぎやトマトのみじん切りをトッピングに使います。チャトニやサンバルなどの具材をのせて食べるため、酸味が特徴的な味わい。南インド料理は酸味がワンポイントなものが多くみられ、国民にも人気があり、その原因は暑い気候によるものなのです。
・蒸しパン風『イドゥリ』
真っ白くて丸くてふわふわしているまさに蒸しパンという表現がぴったりなお料理です。塩だけのシンプルな味付けで、朝ごはんの定番品となっています。豆と米が材料の基本ですがアレンジレシピが各家庭にあるようで、甘く作る家もあればしょっぱめに作る家もあるようです。あれもこれもと思索する楽しそうな家庭が想像できますね。
・麺の形『イディヤッパム』
インド版ビーフンと呼ばれているイディヤッパムは、主に米や豆を原材料としていてスパイシーな味わいが特徴的な逸品です。麺状になっており、チキンやマトンなどの具や野菜とともに食べることが多く、その見た目はまるでビーフンのよう。インド版ビーフンと呼ぶ人も多いのです。カレーと合わせることは珍しく、それ単体で食べる料理のようです。
■南インド料理店でのアラカルトの注文法

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南インド料理のお店では、コース料理もとてもおいしいですが食いしん坊な方はアラカルトも注文してみたいと思われるかもしれません。いろいろな味を楽しんでみたいと思うのは全世界共通のようで、アラカルトの料理も充実していますよ。代表的なものを厳選してご紹介いたします。
・『肉系』が入門編
アラカルトを頼もうと思ってメニューを見ると、ものすごい数があって目を回してしまいそう…どれを頼もうか迷ってしまう方もいるので、まずはチキンやマトンといった肉類を頼みましょう。さまざまな香辛料を使って味付けされた肉類は、どこか懐かしく落ち着いた味わいできっと食欲の手助けをしてくれることでしょう。
・ココナッツミルクたっぷり『ケララ』
ケララ地方特有のカレーは、たくさんのスパイスを使っていて香り高いだけではなく、ココナッツミルクの甘酸っぱい風味とよく調和してとても食欲をそそります。お肉だけではなくお魚もよく食べる地方なので、日本人も受け入れやすい味わいですよ。実はケララ料理の専門用語はたくさんあるのですが大丈夫、お店の人に聞いてみると優しく教えてくれます。
・『グレーヴィー』の違いでさらに楽しめる
「グレーヴィー」とはカレーソースのこと。仕上げにかけてくれるお店も多いです。特に何も言わなくても、かかった状態で提供してくれますが、もし多めや少なめなどがよいときは注文を聞いてくれます。グレービーなしでいいときは「ドライ」、少しだけかけたいときは「セミドライ」たっぷりかけたいときは「カレー」といえばお店の人に注文することができますよ。
■おすすめの南インド料理店【東京】

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食べることを考えているとおなかが空いてきますよね。せっかくですから、今日は南インド料理のお店に行って食べてみませんか、初心者でも安心のおいしいお店がそろっていますよ。それでは東京エリアからご紹介します。
・八重洲『ダバインディア』
中央区に来たらぜひ寄ってみたい本格派名店です。ランチタイムには予約ができないことも相まって常に行列の人気店。
東京駅を出て少し散策すると、鮮烈な青い看板のお店がお出迎えしてくれるので、場所もわかりやすいでしょう。店内は強烈な香りで酔ってしまいそう。食べるものに迷ったらぜひダバミールスというインド式定食を注文してください。お肉やお魚など、このお店のさまざまな面を堪能できます。
・永田町『エリックサウス』
食べに行くからには、たくさんの種類の料理を食べたいというあなたにおすすめのエリックサウスは、本場の味をもとに日本人好みの味わいを追求したお店です。ミールスもティファンも豊富にそろっていて飽きることなく通い続けられますよ。メバルのカレーやスパイシーパエリヤなど個性的なお料理もたくさんで、食通の方も大満足いただけます。
・神保町『バンゲラズキッチン』
まるでおしゃれなバーのような空間で優雅に王様気分はいかがでしょうか。神保町駅を出てすぐのところにあるバンゲラズキッチンはスパイスを巧みに使用した魚介類やお酒のほか、南インド料理をオリエンタルにアレンジした料理を楽しめます。海沿いを意識した店内インテリアと相まって気分はまさに海沿いの町。コース料理も充実していて食欲の海におぼれそうですね。
・御徒町『アーンドラキッチン』
本場の味を楽しめるお店、御徒町駅を出て2分ほど歩くとランチバイキングのおいしいインド料理店アーンドラキッチンにつきます。なんとこのお店は店員さんが全員インド出身という熱の入れよう。ミールスのボリュームはすごすぎて必見の一言です。ラムやマトンなども豊富で食べ応え十分、おなかペコペコの状態で入ってください。
■おすすめの南インド料理店【関東】

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次は関東エリアです。関東だけでくくるのはもったいないほどある中から厳選してご紹介します。おいしいお店がたくさんあるのでいろいろ通って自分だけの名店を発掘してみてくださいね。
・神奈川県横浜『bodhi sena』
神奈川県代表は、JR根岸線「関内駅」北口より徒歩4分のところにあるインド料理屋「bodhi sena」。南インド出身のシェフが作る本場の味は奥深いスパイシーさが売りでファンも非常に多いのです。ミールスやドーサももちろん厳選の逸品ですが、なんとこのお店、インドのお酒が置いてあります。なかなか日本で味わう機会のないインドのお酒に酔ってみるのはいかがでしょうか。
・千葉県勝田台『葉菜』
「はな」と読みます。勝田台駅から200メートルほど歩いたところにあり、駅前東商店街のにぎわったところの奥にあります。野菜料理に力を入れていて、ベジタリアンの方も気軽に安心して入ることができますよ。ミールスが1,000円程度ですので、安心して通える価格ですね。たくさんの健康料理は普段の料理の参考にしてみてもいいでしょう。野菜の自然なおいしさがうれしく、お子さま連れで入っても喜ばれるお店です。
・埼玉県北浦和『サティヤム』
お手頃価格で楽しめる南インド料理も北インド料理もお任せのお店です。ランチであるミールスは880円から、お弁当はなんと520円からとなっているので毎日でも通えそうですね。スパイシーなおつまみが多くてついお酒が進んじゃいそうです。ソフトドリンクも充実していてマサラチャイやマンゴーラッシーといったレアな飲み物もいただけます。辛いもの好きの人のためのレッドカレーも興味をそそりますね。
■自宅で楽しめる南インド料理レシピ

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最近では、流通の発達で日本では手に入りにくかったスパイスも簡単に入るようになってきました。せっかくですから自宅で作ってみませんか? プロ顔負けの料理を作ってSNSに乗せちゃいましょう。
・ケララチキンカレー
ふんだんに入ったスパイスの複雑な香りが命のケララチキンカレーを一から作ろうとすると、とんでもない量のスパイスを使うことになります。なのでご家庭ではスパイスミックスやガラムマサラを使用することがおすすめ。
材料2人分
牛スジ500g
玉ねぎ1玉
ソーセージ4-5本
S&Bスパイスリゾート ケララカレー1箱
味噌大さじ1
ウスターソース大さじ1
- ねぎと生姜と牛スジ肉を入れた鍋にかぶる量の水を入れて茹でます
- 火が通ったら取り出し、洗って一口大に切ります
- 圧力なべに牛スジ肉とざく切りの玉ねぎと水を入れて15分ほど煮ます
- ケララカレーと一口大に切ったソーセージを入れてお味噌とウスターソースで味を調えて出来上がり

やわらかい鶏手羽元が美味! カレールウを使わない本格カレー。
- 1時間
- 913 Kcal
・里芋ポリヤル
ポリヤルはタミル語で「炒めたもの」という意味。いろんな野菜で作ることができますが、里芋で作るポリヤルはねっとりしていておいしいですよ。
材料4人分
里いも・・・・・・・・・500g
プレーンヨーグルト・・・100ml
パウダースパイス
・ターメリック小さじ1
・ヒング小さじ1/3
・レッドペッパーパウダー少々
・塩小さじ1
ブラウンマスタードシード小さじ1
ウラドダール小さじ2
カレーリーフ12枚
油大さじ2
- 里芋は大きめに切り、ゆでてから皮をむきます
- ヨーグルトとパウダースパイスを混ぜ合わせます
- 鍋に油を熱し、マスタードシード、ウラドダール、カレーリーフを加えて強めの中火で炒めます
- マスタードシードの香りが出たらパウダースパイスを混ぜたヨーグルトを入れて1分炒め、里芋を入れて混ぜて完成です

サブジはインドの炒め煮のこと。夏らしいスパイシーな味です。
- 15分
- 199 Kcal
・サンバル風煮込み
辛みと少量の酸味が特徴的な南インド風煮込みのサンバルは、優しい味わいが日本人の舌にとてもよく合います。インドの味噌汁に例えられるだけあってさまざまな作り方があり、とても材料が多いのです。なのでできるだけ少なめのスパイスで作れるレシピをご紹介します。
材料4人分
ひよこ豆 1缶
ナス 2本
玉ねぎ 1個
トマト 小さめ1個
オクラ 8本
梅干し 2個
水 ひよこ豆缶の汁とあわせて4カップ
GABANターメリック<パウダー> 小さじ1
ごま油 大さじ1
A GABANクミン<パウダー> 小さじ2
A GABANフェヌグリーク<パウダー> 小さじ1
A GABANレッドペパー<パウダー> 小さじ1/4
塩 適量
- なすは一口大に切り、玉ねぎとトマトもざく切りにしておきます
- オクラは種を取り一口大に切ります
- 梅干しは種を取り除いて細かく切ります
- 鍋に水を入れ、ひよこ豆を缶の汁ごと入れ、ナスとターメリックを入れて5分ほど煮ます
- フライパンにごま油を入れ熱し、玉ねぎを入れて火が通ったらトマトを入れてドロドロになるまで煮込んだらAの香辛料を入れて炒めます
- 炒めたら鍋に入れてオクラと梅干を加え10分ほど煮て塩で味を調えて完成です

トマト煮込みも、重ね煮で簡単に。トーストにのせても、パスタソースにしても。
■食欲みなぎる南インド料理

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南インド料理は、香辛料を巧みに使い食欲を出すものが多く、薬膳料理としてもすぐれていて胃にも優しい材料が多いのです。使う野菜も日本のものと近いのでとてもとっつきやすい味わいなのです。みなさんもぜひ一度食べてみてくださいね。
からの記事と詳細 ( 南インド料理には魅力がたっぷり!定番料理からお店まで大公開! - ウーマンエキサイト )
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